第40話 読者サービス!!

 冒険者ギルドに入ると、職員達が閉店の準備を始めていた。そして、閉店間際の客は嫌なのか、入って来た俺達を見て微妙な表情を浮かべていた。

 そんな彼等の視線を無視して、義兄さんが平気な顔でズカズカとカウンターへ進んだ。さすが脳筋、空気は見ない! 読まない! 省みぬ!!


「フリーギルドの登録をしたい。まだ、大丈夫か?」

「本日の業……はい! それでしたらこちらの登録用紙にご記入ください」


 受付の女性は最初に断ろうとしたけど、義兄さんの顔を見た途端に頬を赤らめて用紙を出した。受付の女性を見たら、俺がサバイバルスキルを手に入れた時の人だったが、義兄さんを見るその顔は発情したメスのツラだった。

 姉さんはその様子を見ても、別に怒る事なく相変わらずの笑顔だったけど、あれに騙されてはいけない。もし義兄さんが浮気をしてバレたら、あの女は笑顔のまま緑の用紙を義兄さんに叩きつけるだろう。




 義兄さんがギルド申請用紙に記入している間、暇だった俺とチンチラは壁に貼ってあるスキル一覧表を見て時間を潰していた。


「何これ? 物乞いスキルにゴミ収集スキル、それと汚れ抵抗スキル。三つセットで1Sか……お金を払ってホームレスになるのもどうだなんだろうね」


 スキルを取る必要もない気がする。

 それと、お前は俺達と出会う前は無一文だったから、丁度良かったんじゃね?


「色々なプレイもありじゃね?」

「そっか、自由に遊ぶってそう言うのも含まれるんだね」


 俺のイメージしたのはエロプレイだけど、チンチラがイメージしているのは違うらしい。

 会話は成立しているが、お互いの思考が違っていた。


「これも面白いよ。筆記スキルに絵描きスキルだって、文字や絵が上手になるのかな?」


 絵描きねぇ……ん? 絵描き?


「私、その絵描きスキルなら持ってるよ」


 何時の間にかジョーディーさんが俺とチンチラの間に立っていて、スキルリストを見ながらポツリと呟いた。

 居たーー! そう言えば、俺の近くに一番持っちゃいけないヤツが居たーー!!

 すっかり忘れていたけど、このロリは腐女子。最近はマッドシリーズの方がインパクトが大きいから記憶から抜けていた。


「へえ……ジョーディーさんって絵を描くんですね」


 チンチラ、馬鹿、止めろ。絵の話題をジョーディーさんに振るんじゃない!

 このチビの描く絵は18禁だ! 表紙をめくったら全ページがオールモザイク。いや、下手をしたら表紙ですら店頭に置けない代物だぞ!


「チーちゃん興味ある?」

「ええ、私って絵が下手だから上手な人って尊敬します」

「そう? だったら私の作品を……」

「ジョーディーさん!!」


 ジョーディーさんの肩を掴み首を横に振って、これ以上は止めろと警告する。


「彼女は未成年です」

「大丈夫よ。私がこの世界に入ったのって十一だし」


 ガクッ!


 大丈夫じゃねぇよ! 巻き込むなって言っているんだ、この馬鹿娘!!

 それに、十一才って極太の筋金入りだな。いや、待て……お前、下手したら初潮前から腐ってるじゃねぇか!お前の思春期は男を恋愛対象じゃなくて、腐ったまなこで見ていたのか!? 自覚のない危険思想はただのテロリストだと思う。


「おーい、書き終わったぞ~。皆集まれ~」

「ほーい」


 義兄さんの呼びかけに答えてトコトコ歩くジョーディーさんの後ろ姿を見て、何でベイブさんはこの性癖の女と結婚できたのか、俺には全く理解できなかった。




 義兄さんが受付へ用紙を提出すると、俺の目の前にギルド結成承認のダイアログがポンッ! と表示された。承認ボタンをポチッと押す。

 全員が承認のボタンを押したら、「フリーギルドの登録が完了しました」とメッセージが表示された。コンソールを開いて確認すると、自分の名前の上にギルド名の『ニルヴァーナ』が載っていた。


「よし、これで完了だな。改めて皆、よろしく」

「「「「「よろしく~」」」」」


 たった六人の弱小ギルドだけど、ギルドを作ったことで、何となく一体感を感じる。それは俺だけじゃなく、皆も同じ気持ちなのか、どこか嬉しそうだった。


「それでだ」


 義兄さんの方へ振り向くと……欲望に満ちた笑顔を俺に向けていた。


「お前の持っている金をギルドバンクに入れないか?」

「やだよ。ついでに金を返せ」


 クタバレ、クソ野郎。


「でもレイちゃん。そんなにお金を持ってどうするの?」

「貧乏人の頬を叩く」

「…………」


 俺の言い返しを聞いた姉さんが満足げに頷いた。どうやら、お気に召したらしい。


「それに、昨日戦った時に皆が使ったポーション。あの素材を購入した金は俺の手持ちからだぞ。それなのに俺から金を取ろうとか、人の足を引っ張ろうとするんじゃねえ」


 不満を口にすると、全員が黙り込んだ。ギルド結成から僅か1分、空気が気まずくなる。


「と言う事で、頬を叩かせてもらうぜ」


 俺はそう言うと鞄から1Pを取り出して、義兄さんの頬にパシッと叩きつけた。その行動に姉さんが頬を染める。


「……いいのか?」


 俺がされたらブチ切れる行為だが、義兄さんは頬から落ちる1Pを手に掴むと確認してきた。


「条件が有る」

「条件? 聞こう」


 俺だけ払うのも癪だから、皆からも摂取するようにする。


「第一に、その金を使うときは一言、俺に言え」

「当然だ」

「次に、俺が皆に貸している50g……ああ、チンチラ以外は俺に3g返しているから47gだな。その金はギルドバンクに貯金すること」

「……分かった」


 返す気なかったな、こいつ等……。


「それと、俺に金が必要になったら、返してもらう」

「……分かった」


 今の間は何だ? 殺すぞ。


「最後に、俺のポーションとチンチラが作る料理の材料費は、ギルドバンクから引き下ろすこと。以上」

「そうだな。レイのポーションと、チンチラの料理はギルドに貢献するから、俺も賛成だ」


 ん? 横からマントを引っ張られたから振り向くと、ジョーディーさんが俺を見上げていた。


「何?」

「私の料理は?」

「「「「「却下!!」」」」」

「チェッ!」


 どうしてテロリストに資金援助をしなければいけないんだ? 彼女の提案は当然ながら全員で却下した。




 ギルドを出ると、頬に夜風が当たって気持ち良かった。このゲームは無駄にデータを使う。

 『反省する猿』へと向かう最中、義兄さんは姉さんに説教を食らっていた。新人の俺に死亡時のリスクを教えないのは普通ならあり得ない。だけど、それをやるのが義兄さんのクオリティー。

 ベイブさんとジョーディーさんは経営している喫茶店について会話をしていた。

 何でも明日からバイトの人が結婚式に参加して居ないから、二日間はゲームができないとか。

 ジョーディーさんが抜けるとヒーラーが居なくなるけど、大丈夫なのか?

 ベイブさんは……アタッカーは路上に転がる石と同じぐらい居るから、代替えならいくらでも居るだろう。


「レイ君、ちょっと良いかな?」


 横に居たチンチラが前に居る人達に聞こえないように、小声で話し掛けて来た。


「何?」

「さっきの話って、本当の事なの?」

「さっきって……札束で貧乏人の頬を叩く事?」


 尋ねると、チンチラが若干呆れた様子で首を横に振る。


「もしかして、病気の事?」


 今度は正解だったらしい、チンチラが頷いた。


「本当だけど、それがどうしたの?」

「…………」


 遠慮しているのか? まあ、それはそうだろう。

 死ぬのが分かっている人に「ねぇ死ぬのってどんな気持ち? ねぇ、どんな気持ち?」なんて聞く奴は、一度、精神科に行って二度と外に出るなと思う。


「未来は考えないことにしている」

「え?」


 沈黙するチンチラに俺の方から話をすると、驚いた様子で俺の顔を見た。


「将来の夢、仕事、結婚、普通の人なら考える夢を見ないことにしている」

「…………」

「……叶わない夢なら見ない方が楽だから」

「でも……」


 反論するチンチラに対して首を横に振る。


「その代わり、今を楽しく生きる努力はしている」


 短い間でも精一杯生きて悔いの残らないように死ねれば良い人生だと思う。だから、俺は人生を捨てずに学校へも行っている。


「……いい考えだと思うよ」

「皆には迷惑を掛けている気はするけどね」

「あははっ。自覚はあるんだね」

「まあねって……オイ!」

「キャッ!」


 俺が冗談で腕を振り上げると、笑いながら皆の方へと逃げて行った。




 肩を竦めて軽く笑う。何、青春してるの、ちょっと恥ずかしくなった。

 まあ、仕方がない。死ぬのは怖いけど、どうせ誰もがいつかは死ぬ。それが人より少しだけ早いだけだ。

 思えば姉さんが俺をゲームに誘ったのは、仮想だとしても加速時間システムで、少しでも長く俺に生きて欲しかったからかもしれない。

 本人の前では絶対に言わないが、姉さんには感謝している。

 俺の前を歩く皆を見ながら心の中で「ありがとう」と言う俺に、夜風の冷たさが沸き上がる俺の羞恥心を冷ましてくれる。そんな気がした。


 その日の夜、思い出してベッドの上で身悶えていたのは俺だけの秘密だ。




 『反省する猿』で最後の宿泊を終えた翌朝。宿の皆に別れを告げて、アーケインの南門に向った。

 何となく女将の娘のビッチが義兄さんの顔を見て寂しそうだったけど、姉さん一筋の彼は全く気が付いていなかった。

 義兄さんが振り向かないと、今度は俺に向かって「また来てね」と言って来た。それに対して適当に頷いたけど、第一候補が駄目だったとしても、その直後に横に居る第二候補に手を出すのはどうかと思う。


 移動の途中で雑貨屋の前を通り過ぎると、店開きの準備をしていたのんびり店長が居たから彼にも別れを告げた。

 ちなみに、今まで省いていたけど、この雑貨屋では毎回錬金の瓶を大量に購入していたから店長とも大分親しくなっている。

 のんびり店長は「またおいで~」と言って、ゆっくり手を振ってくれた。

 最後までのんびりとした人だったけど、あの人を見て何度も癒やされていたから別れが少し寂しかった。


 南門に到着すると、盗賊ギルドが用意すると言った馬車はまだ来ていなかった。

 その代わり、ポーションを売る約束をしていたヨシュアさん達が俺を待っていた。


「チョット、ポーションを売ってくる」


 皆に一声掛けてこの場を離れヨシュアさん達に手を上げながら近づくと、彼等も俺に気付いてヨシュアさんだけが俺の方へと近づいた。


「おはよう。待たせちゃった?」

「やあ、おはよう。私達も今来たところだから大丈夫だ」


 俺とヨシュアさんが挨拶を交わしていると、後ろから義兄さんが声を掛けて来た。


「レイ、知り合いか?」

「えっとこの人達はヨシュアさ……」

「あれ? もしかしてカートさんか!?」

「ん? 誰だ?」


 ヨシュアさんが義兄さんを見た途端、驚いて名前を呼ぶ。

 だけど、義兄さんはヨシュアさんを見ても誰だか分からず首を傾げていた。


「私だ、サラだ。βで一緒だったじゃないか!」

「へ? サラ? 確かにβでサラって女性とは組んだことはあるが……」

「あははっ。今も女キャラだよ。名前を男の名前にして体形をできるだけ男性に近づけ、髪を短くしているだけだ」

「「はぁ!!」」


 それを聞いて俺と義兄さんが驚いてブッと噴き出す。

 ちょっ、ヨシュアさんアンタおなべだったのか!? 道理で最初に見た時に、男にしては凄い美形だと思っていたけど、本当に付いてなかったのか!

 わざわざ貧乳にしてまで男装するとは徹底しているな……あれ? 昨日の豊胸ビッチとやっていることは同じか? ……同じだな。


「はぁ? 何でまたそんなまねを……」

「いやぁ……βでカートさんを見てタンクには憧れたけど、女でタンクはこのゲームだと目立つから男装にしたんだ」

「それは、まあ……何というかもったいない気がするな」


 確かにネカマが無理な設定のゲームだからタンククラスに女性は少ない。だけどここまで徹底するか?

 それ以上に不可解な事を今ヨシュアさんが言った! 義兄さんに憧れる? ヨシュアさん、それは間違っている、人として。




「おーい、みんな~。サラが居るぞ~」

「シリウス、ローラ、シャムロック! βで一緒に組んだカートさんだ」


 俺が混乱して頭がグルグル回っている間に、横では義兄さんとヨシュアさんが皆を呼んでいた。


「コートニーさん、お久しぶりです」

「えっと、もしかしてサラちゃん? ……随分格好良くなったわね。それとシリウスちゃんとローラちゃんも久しぶり~~♪」

「「「お久しぶりです」」」


 ヨシュアさんが姉さんに声を掛けると、姉さんが珍しく戸惑っていたけど再会を喜んでいた。

 ちなみに、マナポーションを褒めたロンゲエルフの優男が風魔法使いのシリウスさん、長髪の奇麗な女性がヒーラーのローラさんらしい。


「ベイブか! 久しぶりだな」

「誰だ?」

「おお、このキャラじゃ分からないか。ベイダーだ、今はシャムロックだけどな」


 ベイダーと聞いて、義兄さん達が驚く。


「何? お前ベイダーか!? βと全然容姿が全然違うじゃないか。レイから格闘技を教わったと聞いて、うすうすお前な気がしたけどな」

「はははははっ」


 ベイブさんのセリフを聞いてシャムロックさんが豪快に笑う。


「ベイダーちゃん久しぶり~」

「誰だ? このちっこいのは?」


 ジョーディーさんがシャムロックさんに話し掛けると、彼はジョーディーさんを見て首を傾げた。


「ジョーディーだよ」

「はぁ? ジョーディーンか? なんでこんなに小さくなったんだ?」

「んー面白いから、かな?」

「はあ……もったいない。あんなに美人だったのに……」


 このロリβの時は普通の年齢だったのか。しかも理由が面白いってだけでなぜにロリになった?


「それを言ったらサラちゃんだってそうじゃん。何!? あの宝塚系イケメン! 凄く格好良いんだけど、推して良い? 尊すぎて鼻血が出そう」


 やべえ、変態テロリ腐徒テロリストの触手が動いた。ヨシュアさん逃げろ!

 BLは……おなべだから無理か……いや、こいつならきっとふたなりで責めるはず!


「ブラッド、この人が前に言ったベイブで、俺が教えた戦い方は全部コイツの受け売りだ」

「初めましてブラッドです。シャムロックさんから話は聞いています」


 ブラッドの態度が俺の時と違う。糞ガキに舐められていたのか俺は……。


「ん? ベイダー……いや、シャムロックだったな。俺のやり方を教えたのか? あれは剣道じゃなくて自己流だぞ」

「んははっ。自己流でも何でも俺が知っている中で一番剣が上手いのがお前だったからな。コイツもなかなか良いセンスを持ってるぜ。お前のところのレイも凄かったけどな」

「相変わらず人に教えているのか……悪い癖じゃないが、あまりやり過ぎるなよ。それにレイの才能だったら俺達も知っている」

「そうか。なら良いが、大事に育てろよ」

「もう卒業している気がするが、忠告には従おう」


 俺がベイブさんに教わったのって、今は使っていない二刀流の戦い方だけだけど……ああ、チュートリアルをいろいろと教わったか。




「初めまして、チンチラと言います」

「あ、こちらこそ初めまして、ステラです」


 二人は年齢も近いし同じ女性だから、お互いに挨拶を交わした後で楽しく喋っていた。


 義兄さんと姉さんはヨシュアさん、シリウスさん、ローラさんと会話中。

 ベイブさんとジョーディーさんはシャムロックさん、ブラッドと会話中。

 チンチラとステラも仲良くお喋り……あれ? ……………………俺だけぼっちじゃん。

 お、ブラッドが大人の会話に混ざる事が出来ずに逸れたぞ。ぼっち come on !! あ、俺を見てそっぽを向きやがった。糞ガキが!


 ん? ステラが俺を呼んでいる。じゃあなブラッド、ぼっち頑張れよ。


「どうした?」

「ねえねえ、レイ君。チンチラってレイ君の彼女?」

「ちょっ、何言ってるの! そんなんじゃ……」

「違うよ」


 チンチラが言う前に先に答える。あれ? チンチラがちょっと落ち込んだ?


「本当~? じゃあどんな関係?」

「読者サービス」

「「え!?」」


 俺の返答にステラとチンチラが二人揃って首を傾げる。


「俺達のパーティーは俺以外全員結婚している人達だし、男性向けの読者サービス的なポジションのキャラが欲しかったんじゃないかな?」

「意味が分からないけど、チンチラが落ち込んでいるよ」


 横目でチンチラを見ると「読者サービス……私って読者サービスなの……」と呟いていた。まさかのポジションで落ち込んでいるね。気持ちは理解できないけど。


「じゃ……じゃあ彼女は居るの?」

「ゴンが居るよ」

「ゴン? 誰それ」

「今は出してないけど、チンチラの召喚ゴーレムだよ」

「ブッ!!」


 ゴンちゃんの正体を聞いてステラが噴いた。


「この間の戦闘でさゴンと意思疎通? 石だけに……ごめん、忘れて。まあ俺の命を助けてくれたから、吊り橋効果で恋人同士かな、うん」


 あの時はありがとうね、ゴンちゃん。

 あれ? チンチラが両手両足を地面につけて凹んでいるけど、どうしたのかな? なんか「ゴーレムに負けた……」とかぶつぶつと呟いているけど、何に負けたんだろう。


「……もしかして私は読者サービス二号になるのかしら」

「いや、レアキャラサービスだと思う。チンチラが正統派だとしたら、ステラは小悪魔系路線で時々登場な感じ?」


 ロリサービスはチビのあれで勘弁してくれ。年齢偽造だけど十八歳より年上だから何をやってもいいぞ。


「ははははは……はぁ」


 あれ? 今度はステラが空笑いしているけど、二人ともどうした? まあいいや。


「おーい、レイ君!!」


 ん? ヨシュアさんが呼んでいる。


「それじゃ呼ばれているから行くね」


 二人から離れると、何故か二人で慰め合っていた。出会って直ぐなのに仲が良い二人だと思う。

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