第20話 初めてのおつかいシーフ編

「翌朝、朝日が出るのと同時に目が覚めた」

「何言っているの? まだ夜よ」


 横に居る姉さんが現実逃避から出た俺の呟きに突っ込みを入れる。

 今、俺と姉さんは、調合ギルド横の人気のない裏道に隠れていた。


「レイちゃん。月が奇麗だから、夜の散歩にでも行かない?」


 俺と姉さんがここに居るのは、姉さんのその何気のない一言が始まりだった。




 サロンでの話が終わると皆で夕飯を食べた。ちなみに、金のないチンチラの夕飯代は姉さんがおごっていた。

 食事もしたし後は寝るだけと考えていたら、姉さんが俺に近づいて散歩に誘ってきた。

 姉さんの微笑みに危険感知スキルは何も教えてくれないが、俺の人生危険感知スキルが逃げろと警鐘を鳴らしている。

 チンチラ以外の皆は、姉さんから漂う危険な匂いに感づいて憐れむような目で俺を見ていたけれど、俺が視線で助けを求めるとサッと顔を逸らして逃げていた。本当に薄情な奴らだと思う。


「明日も早いから、ごめん、もう寝るね」


 部屋に逃げようとしたら背後からフードを掴まれ、ゆっくり振り返ると姉さんが俺を見て笑っていた。だけど、その笑顔は笑っていない。

 笑顔なのに笑ってないという表現は変だけど、一度見ればその意味が分かるぜ。


「あら? 聞こえなかったのかしら? 散歩に行くから付いて来てね」


 結局、抵抗虚しく俺は姉さんに引き摺られて宿を出た。




 月、出てねえし。


 雲に隠れて月は見えなかったが、家の明かりで夜のアーケインは明るい。


「まだ、少し早いわね」


 姉さんは家の明かりを見ると頬を手に当て考えていた。


「で、どこへ行くの?」

「そうね。まずはお買いもの。その後はお楽しみ」


 そのお楽しみは姉さんのであって、俺のではない事は間違いない。

 質問を当然の如くはぐらかした姉さんが歩きだしたので、俺もその後を付いて行った。


 まず向かったのは防具屋だった。もう夜なのに何でまだ開いている? 店員に話を聞いたら、最近はプレイヤーが後を絶たずに購入していくので、期間限定の深夜営業をしているらしい。NPCのくせに商売上手だと思う。

 姉さんが何を買うのか分からなかったけど、俺もそろそろ全身ラビットレザーから違う装備に交換したかった。うさぎちゃんネタはそろそろ終わりにしたい。


 陳列されている商品を眺めていたら姉さんに呼ばれて近づくと、既に俺の装備が購入されていた。自分の装備品なのに、俺の意見は何一つ存在しない。


・頭  ラビットレザー → ウルフレザー(黒)

・胴  ラビットレザー → ウルフレザー(黒)

・手  ラビットレザー → ウルフレザー(黒)

・脚  ラビットレザー → ウルフレザー(黒)

・足  ラビットレザー → ウルフレザー(黒)


 狼少年になった気分。嘘大好き。

 まあ、嘘つきの羊飼いは、狼に羊が食べられちゃうけどね。


 姉さんが選らんだウルフレザーは黒く染めたものを買ったから7gもした。もちろん、支払いは俺の金。心の中でため息を吐く。

 さらに追加で受け取ったのは、赤のフード付マントと、顔の下半分を隠す布だった。何で赤いマント?


「黒に赤ってやっぱり色彩が良いわよね。ああ、そのマントはリバーシブルだから、今夜はひっくり返して頂戴。だけど、普段は表を赤にしてね。黒一色だと野暮ったいから」


 確かに裏地は黒だった。

 今日は裏地の黒にしろ……その命令を聞いた時、姉さんが俺にやらせようとした事が分かってきて、逃げたくなった。


 マスクの様に布を顔に付けてフードを被ると見事に顔が隠れた。

 防具屋にあった全身鏡を見ると何処からどう見ても怪しい人。現実に戻ってこの格好で街中を歩いたら、泥棒か変質者と勘違いされて職務質問で捕まるのは確実だろう。

 店員もお似合いですよと言っていたけど、その顔は引き攣っていた。ちなみに布の下では俺も同じで頬を引き攣らせていた。


「凄く似合っているわ♪」


 ……姉さんだけが凄く嬉しそうだった。




 防具屋を出て次に向かったのは、スラムの何処にでもある汚い家だった。

 だけど、その入口のドアの前には隠れる様に見張りが立っていた。


「ココどこ? 凄く怪しいんだけど」

「潰れかけの盗賊ギルドよ」

「へー」

「ロックピックだってあそこから買ったのよ」


 アンタ一人で居る時、一体何をやってるんだ?


「レイちゃんはチョット待っててね」

「え? ああ……」


 姉さんは俺を置いてズカズカ家の前に行くと、見張りに一言二言話してから中に入っていった。

 なんで顔なじみなんだよ! アンタは一体何処のマフィアだ?


 姉さんが家の中に入っている間、壁に寄り掛かって姉さんを待つ。

 一度だけ通りすがりのNPCが俺のことを見てギョッとすると、そそくさと逃げ出した。どうやら俺も何時の間にかスラムの住人となっていたらしい。

 まあ、全身黒ずくめで怪しいマスクを着けた男が暗闇に立っていたら、俺でも逃げる。彼の行動は正しい。


 スラム放置プレイから十五分。新たなステージの扉が開きかけていたら姉さんが戻ってきた。


「姉さん、無事?」


 ちなみに、今の言葉は姉さんを心配しているのではなく、相手が無事かを確認している。

 俺が話し掛けると姉さんはにっこり笑って、返事の代わりに俺に棒とロープを手渡した。


「ペンライト?」

「しかも、魔力電池式」


 説明を聞くと、棒の先端に『ライト』の魔法がついた魔石が付いていて、棒の中には魔力を充電した乾電池みたいなのが入っているらしい。ご丁寧にon/offのスイッチまで付いている。実際につけてみると、文字ぐらいなら見えるライトが光った。

 もうひとつのロープはカギ爪付で、壁を登るのに便利そうだった。

 この二つのアイテムを見て、姉さんの目的を完全に理解する。ログアウトしても良い?


 買い物を終えた俺達は、目的地に向かって歩き始める。

 移動の間、姉さんが盗賊ギルドの現状について教えてくれた。


「あの盗賊ギルドはね、この街にあるもうひとつの盗賊ギルドとの抗争に負けて潰れかけているの。

 だから、お金さえあればどのクラスのプレイヤーも普通では買えない物が手に入るのよ」

「なるほどね。それで、何で姉さんがそんなことを知っているの」

「βの時に色々あってね。でも悲しいわ。彼らの中にはβの時に会った私の記憶はなかったの。あの時も楽しかったのに……」


 姉さんが少し悲しい顔をして教えてくれたけど、記憶がなかった? 忘れたい記憶だったんじゃね?




 そして今に至る……回想が長げえよ。

 時刻は真夜中になって家の明かりが消える替わりに、雲の間から月が地表を照らす。だけど俺の心は真っ暗闇。


 アオォォォーーン!!


 どこかで犬の遠吠えが聞こえた。月を見て発情したか? 鳴くのを止めろ。


 アオォォォーーーーン!!


 俺の心の中を知ってか、さらに鳴きやがった。泣きたいのは俺の方だ。


「そろそろ大丈夫そうね」

「それで、大体予想はついているけど、俺に何をさせたいの?」


 まあ、分かっているけどね。姉さんも今更何をという顔で俺を見た。


「レイちゃんはスニークアクションゲームはやったことあるよね」

「……ある」

「私もその手のゲームって好きなのよね~~。だけど良ーちゃんは苦手なのよ」


 なら替わってくれ何時でも交代してやる。それに脳筋に忍びこめというのは無理な話だろう。

 あの男は正面から堂々と入って、敵を全員打ちのめした後で「ばれてない!」とか言いそうな男だぞ。


「後はもう分かるよね。横領の証拠を取ってきて」

「あれは俺の嘘だよ?」

「でも横領していると思ったから嘘を吐いたんでしょ。だったらレイちゃんを信じるわ」


 あああああっ!! 俺の嘘がこんな形で帰って来やがったーー!

 思わず頭を抱えて声を出さずに嘆く。その様子を見て姉さんがクスクスと笑っていた。


「それじゃ宿で待っているから頑張ってね。レイちゃんならきっとできるわ」


 また根拠のない事を言って姉さんは帰って行った。見送りすらなしか。




 嘆いていても仕方がないから、とっととやることやって帰るとしよう。

 失敗したら明日もまた取ってこいと言われるに違いない。現実時間だと深夜0時は過ぎているし、明日の夜までにはログアウトして眠りに就きたい。

 ステルスは隠れるのに便利だけど、移動が遅くなるので基本は無しで行く。とにかく早く帰りたい。


 調合ギルドの壁に寄り添って影に隠れる。生存術スキルを使って誰も居ない事を確認、ついでに左右を見て目視でも確認する。

 誰も居ないのを確認してからカギ爪付ロープを取り出して、カギ爪から1.5mぐらいの所を支点にブン回すと、壁の上に放り投げた。

 壁を通りこして反対側に飛んだロープを手元に引き寄せると、カギ爪が壁に食い込んで固定する。それから、ロープをつてに壁の上に登り始めた。

 その際、壁の上は隠れる場所がないので、登る間はステルスを発動して姿を隠す。

 壁に跨ってロープを鞄にしまうと反対側にぶら下がって、落下距離を短くしてから敷地内に降り立った。


 降りた場所は月の明かりに照らされていた。明るい所だと俺のステルスは幽霊、はい「うらめしや」。見つかる前に近くの木の下へと移動してステルスを解除した。

 周りに誰も居ない事を確認してから庭を一気に通り抜けると、調合ギルドの建物の壁に張り付いた。

 近くの窓を調べると鍵が掛かっていた。戸締りは全部していると判断して裏口を探すことにする。


 建物の裏手を回っていたら裏口を見つけた。

 扉を調べると鍵が掛かっていたので、再度、周りに誰も居ない事を確認してからロックピックを取りだす。注意しながらロックピックを操作して、鍵を開けると中に侵入した。


 我ながら凄げえけど、ここは何処だ? せめて見取り図が欲しい。下調べは泥棒の基本だと思う。

 不正の資料があるとしたら、あのメス豚の近くだと思ってナースルームを探す……いや、ここは似ているけど病院じゃなくて調合士ギルドだった。

 最初にあのメス豚が常に居る受付を探すことにした。




 音を立てずに移動をする。建物の中は暗かったが、窓の明かりで通路の様子は確認できていた。

 受付の場所を見つけるのに多少手間取ったが、何とか発見するとカウンターを乗り越えて中へと侵入する。

 不正資料を探そうとして、ふと気が付く。そもそも不正資料って何じゃらほい? その場にストンと座って、あぐらと腕を組むと首を傾げた。


 受付の帳簿と調合ギルドの帳簿を見比べて、ズレがあれば豚の単独犯。

 二つの帳簿にズレがない場合、豚が要求した金額と帳簿を見比べてズレがあればギルド全体の犯行。

 よし、そう考えよう。スキルを教えてもらえなかった事や、薬草を取ってこいと騙したことは、あのメス豚の気まぐれだと思うから証拠は見付からないだろう。まずは帳簿だな。

 メス豚が居た受付の引き出しを中心に帳簿を探す。

 鍵の掛かった引き出しがあったので、ロックピックで鍵を開けた……帳簿ハッケーン。


 さーて、一体幾らがめていたのかなー?


 俺が請求された時は、調合士スキルと薬草学スキル合わせて24g50cだったな。後、ポーションレシピが3gか……クソ高けえ。

 明かりが漏れないようにしゃがんでペンライトで帳簿の金額を確認すると、叫びそうになり慌てて口元を手で押さえた。


 ちょっ、ふざけんな!! 調合士スキルが8gで薬草学スキルが2gじゃねぇか。

 ポーションのレシピに至っては30sとか、ぼったくり過ぎて暴力Barでもドン引きレベル。

 殺意が沸きあがるのを理性で何とか止める。ダメ、ちょっと漏れた。握る拳がプルプル震える。落ち着け俺、今度はギルドが絡んでいるかを確認しなければ……。

 帳簿を鞄にしまってから、受付を後にして、今度は院長室へと向かった。




 二階に上がると巡回する警備員とすれ違う一面もあったが、事前にスキルで警備員を感知し、余裕を持って暗闇に隠れ、ステルスまですれば誰も気付かず通り過ぎて行った。

 相手が俺と同じ生存術スキルを持っていたら見つかる可能性もあるし、次からは気を付けよう。どう気を付けるかは知らん。


 院長室の前まで行くと壁越しに二つの生体反応を検知した。だけど、スキルを使わなくても廊下まで聞こえるいびきで、誰かが居るのは分かっていた。

 院長室のドアを開けようとしたら鍵が掛かっていたから、コイツもロックピックを使って中へと侵入する。

 侵入してから、いびきが聞こえる隣室の部屋の扉をそっと開けて中を覗いた。


 覗き込むと、月明かりに照らされた部屋の中央のベッドで、裸の男女が熟睡していた。

 美男と美女なら絵画のように美しいと思える光景だが、メス豚と太った爺が裸で寝ている姿は養豚所で寝てる豚。局部を隠せ、馬鹿ヤロウ!

 なんでメス豚が院長室で寝ているんだ? 隣の爺はここのギルド長? いい年こいて豚相手の獣姦か……プレイと女の趣味が年老いて狂ったらしい。人間と豚を間違えるとか、最悪な痴呆ボケだと思う。

 そして、先ほどから聞こえるウルサイいびきはメス豚の口から出ていた。

 隣に住んでいたら騒音公害でクレームは確実。爺もよくこの騒音で寝られると呆れる。


 ギルド絡み確定だな。


 確定でも証拠は必要。仕事部屋に戻って机の引き出しを調べたら一発で帳簿が見つかった。確認すると、受付の帳簿と金額が同じだったので、これでギルド絡みである事が確定。


 一つの悪事を働く奴は他の悪事もやっているはず、偏見だけど正論だと思うので他に面白いネタがないか探すことにした。

 部屋を探すと、これまたベタだが額縁の裏に隠し金庫を見つけた。だけど、ダイヤル式だったからロックピックで開けることができなかった。

 金庫を諦めれば後は帰るだけだけど、チョットだけ俺も仕返ししたかったので、机からインクとペンを拝借してメス豚の額に「肉」を書いた。おまけに乳首も黒く塗る。


「ア、アン♪」


 乳首を塗った時、メス豚がいびきを止めて色気のある喘ぎ声を出した。

 あまりの気色悪さに腰のスティレットを抜いて刺す寸前、メス豚がまたいびきをかき始めたので、必死に理性を回復させスティレットを抑えつけた。

 腹が立ったので、さらにおまけとメス豚の腹に……。


 グ

 ロ

 注

 意

 ↓


 と書いた。ついでに隣の爺の額には「デブ専」と書く。




「ん、んん? ……誰じゃ?」


 デブ専の「専」の字を書いている途中で、爺が気配に気が付き起きだした。

 だけど、まあ良い。起きたついでに金庫を開けさせよう。

 爺の背後から片方の腕を首に回して、もう片方の手で口をふさぐ。爺の首筋から漂う加齢臭が酷い。一言で例えるならば、カルバン・クラインの金玉の香り!


「オエッ!」

「ヒイッ!」


 首元で嗚咽をしたら爺が逃げようとした。首に回していた腕を締めて、チョークスリーパーを極める。

 メス豚は俺達が横で暴れていても、いびきを止める事なく爆睡していた。これは朝まで起きない、放っておこう。

 暴れていた爺が頸動脈を絞められてぐったりしたから、そのまま金庫の前まで引き摺った。

 爺が糞重い、少しは痩せろ。それと股間からションベンを漏らすんじゃない。爺の放尿プレイとか金を貰ってもお断りだ!


「開けろ」


 くぐもった声で爺に命令するが、デブの爺は首を横に振って金庫を開けようとしなかった。

 絞めている首を持ち上げて半分吊るす状態にしてから、口を塞いでいた手を放して、代わりにナイフを取り出すと爺の首に突き付けた。

 脅しのつもりで首元を剣先でぷすっと刺したら、爺が震えだした……最近こんなプレイばかりだな。


「……だ、誰だ?」

「アサシン。ただの殺し屋だ」


 名前を聞かれたからとっさに思いついた名前で嘘を吐く。アサシンさんごめんなさい、尊敬しているから許してね。

 ナイフで脅しても爺は鍵を開けようとしなかったから、もう少し脅すことにする。


「依頼でお前の命を奪いに来たが、俺は優しい人間だ。もし金庫を開けるなら命だけは助けてやってもいい。どうする? ねぇ、ねぇ、どうする?」


 昔居た黄金の手を持つエロ男優顔負けの甘い声を出しそっと耳元で囁くと、爺がビクッと体震わせ緊張したのが腕越しに伝わった。逝ったか?


「お前の悪事で薬が手に入らず、助かる命が助からずに死ぬ連中も居るんだ。お前が死んでも自業自得だと思わないか?」


 さらに優しく語りかけると爺も命が欲しいのか諦めて、震える手で金庫のカギを開けた。


「こ、これで、い、命は助け……グハッ!!」


 ん? 何か言った? 金庫のカギが開けたから、爺をポーションで殴って気絶させた。ポーションは本当に便利だ。使用目的は違うけど。

 裸で床に寝たら風邪を引くだろうと、爺を引きずってベッドまで運んだ。俺って本当に優しい人間だと思う。後、途中で止めていた「デブ専」の字を最後まで額に書いてあげる。




 金庫の中を調べてみたら色々と出てくる出てくる。

 国からの補助金の胡麻化し、賄賂、個人の横領の証拠が出たので、全部鞄に突っ込んだ。ついでに金庫に入っていたお金もばれない程度にちょろっと戴いた。少しだけどそれでも凄い金額だった。

 最後に爺の所に戻って、胸から腹にかけて大きく……。


 汚職大好き

 デブスキー


 と書いた。

 十分証拠も揃ったので、金庫を戻して院長室を出る。

 侵入ルートを逆に進み調合ギルドの外へと脱出した。その間、一度も見つかってない。

 周りに誰も居ない事を確認してから緊張を解く。そして、リバーシブルのマントをひっくり返して赤に変えると、顔下半分を隠していた布をはぎ取った。


 あーー疲れた。


 ひとつ伸びをした後、月の明かりに照らされて青く光る街並みを抜け、『反省する猿』へと帰る事にした。

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