夢の母

 掌と、気管、足の裏。その痛みは目覚めた直後に、柳沢邸で受けた傷であると思い出す。冷たい床のようなものを背で感じて、自分が寝そべっているのだと理解した。瞼を開けることもなく、大体の、本当に大雑把な状況は脳に浮かび上がる。隣で呻き声が聞こえた。妙に聞き覚えのある音だった。首を動かして、薄く目を開けるだけで、その発生点が誰かはわかる。自分の左手が、その呻き声を上げた少年の、右腕を掴んで、末端への血を止めているようだった。

「細好、細好」

 流れで、一夜は起き上がるが、掌がズキズキと傷んで、現実を思い出す。自分が今どのような状態かは客観的に見ることが出来ないが、相当の痛みと、血液のような粘ついた液体が手元と足、袖と裾を濡らしていたことから、部分的には確実に傷を負っている。細好を呼ぶ声に、異質な痛みに伴う嗚咽が混じった。その一夜の声を合図にか、一夜の左手から解放された細好は、目を開いた。

「……一夜……か?」

 ひしひしと、皮膚から感じる狂った空気の中に、縋る相手を見つけた細好は、一言、ポツリと、零す。

「ごめん……ごめんなさい……」

 いつも通りのあの、憎たらしい子供らしさがない彼を見て、一夜は、驚いたように、ハッっと一度に多量の空気を吸い込む。後退りして、本当に隣にいた白い少年が、本当に、自分の知る人物かを疑う。疑うことが無ければ、今いるような。異質で理解の追いつかない未知の世界では自分の身を守るための対処ができない。

「巻き込んだ、ごめん。俺がやらなくちゃいけないことに、巻き込んだ。それでもイケナイことなのに、怪我までさせてる。ごめん」

 あぁ、と、一夜は唸って、溜息をまた、呆れたように吐き出した。それが深呼吸の代わりになって、一夜の焦りを掻き消していく。

「バーカ、この傷は前回からの持ち越しだ。ここではまだ一度も怪我してねえよ。それともあれか? お前、異界と現実の傷はリンクせずに、回復もまた別だっての知らないのか?」

 茶化すように、隠すように、アイデンティティのような言葉を落とす。

「馬鹿ってなんだよ! 心配して損したクソ!!」

 いとも簡単に、狙ったように反応してくれるから、助かると、ここまでくると思ってしまう。その反応が計算ではないのは知っている。心配していたのは事実であろうし、その目で捉えている自分の姿は、きっと、傷だらけで、瀕死になっていてもおかしくないそれなのだろう。ただ、痛みと細好の反応を貰っていても、どうしても、現実味を帯びない。慣れという原始的な学習が働いていて、気管と皮膚たちの痛みは、気にする程でもないと、体が考えていたのだ。ボーっと、動きにくい頭が、更に重い。その、気迫の無い一夜の様子を窺うように、細好は下を向いて胡坐をかく一夜の顔を覗き込んだ。

「いや、いや、心配損はしてないぞ。お前、ということは、傷自体はダメだろ。回復していないということだな」

 不機嫌そうに、気が付いたことを次々に述べる。未だ、細好は焦燥という言葉が、体現するような状態らしい。脈絡を欠く短文で、言語を飾る。

「どうすれば治せる。修復ではダメなのか。創造だって治せるぞ、霊たちの体なら、治せるぞ」

 押し黙っていた一夜が、鼻で、馬鹿にした笑いで、謳う。

「こういう異界での傷は、呪いみたいなもんだ。修復特化の呪術師ならある程度なら治せる。お前は除霊師の創造特化だから、治せない。これで、お前の問いの答えになってるな?」

 むっすりと、いつも通りの表情で、細好は返した。

「では、では、だ。ゲンとリュウを探すしかないということだな。まずは」

 ゆっくりと、立ち上がる。着物を重そうに、動きにくそうに。白髪が、揺れる。その白髪の揺れに、一瞬、怒りが湧き上がって、一夜は歯を食いしばったが、深呼吸で脳内会議の話題をそらした。自分も立ち上がろうと、腕や、掌や足の裏に、力をかける。力をかけた部分がズキリと傷んで、知覚の優位性を思い出す。

 二人で立ち上がり、二人で辺りを見回す。見回した世界は、形容しがたいもので覆われていた。正に、言葉にできないのだ。存在しない、と言うべきか。何かあるのではと思うのだが、感覚として、それは「虚無」である。「虚無」という存在が、「存在している」という状態。

「これじゃ、方向も何もわからねえな」

 一夜はそう言って、無暗に歩こうとしている細好の肩を叩く。

「どうすればいい」

 慣れていない細好は、思考というものをまだ知らないらしい。ただ、純粋に、ごく微量の気まずさを見せながら、一夜の様子を伺った。

「……創るか」

 細好を見た一夜は、思いついたようにそう言った。

「創る?」

 呟きの意味が解せない細好が、唸る。創るのは、細好の得意な分野である。それは、自身が既に理解していることだが、きっと、何を創るのかが理解できていないのだろう。

「俺がここの構造を少し崩す。そこを新たに、お前が好きなように作り変えるんだ。まあ、異界の本質は深すぎて壊しきれないから、見た目だけ、目印になるように、方向感覚を失わないようにするために、それをする」

 床のような何か、地面のような何かにつま先を抑えて、一夜は言った。すると、そのつま先が、ズルリ、と、虚無の中に入り込む。形容できないそれに、足を入れて、かき回す。

――――よし、どれだ。どれから壊す。

 頭の中に、自然と構造式が浮かんだ。異界を創造する構造の、それを読みやすくしたもの。物質の本質である、元素同士の結びつきのようなもの。それを一夜は、瞬時に理解する。何度も異界というものを経験してきたからなのか、元々の才能かは今となってはわからないが、一夜には、それがごく普通に、やろうと思って出来ることであった。

 継ぎ接ぎで作られた式の、繋ぎの部分。一夜達の知覚に訴えかける部分、結合部分を、つま先で捉えた。

「あぁ、見つけた」

 足の指先で、掴んで、指を鋏の要領で動かす。ブチンと、足先に重い音が聞こえて、自分たちの背景が白く地平線も見えない世界になったことを確認して、足を引き上げた。

「……!」

 様子を見ていた細好が、手で口を覆う。顔色が悪い。その理由が、一夜には知れなかった。ただ、世界に突っ込んでいた足が、綺麗さっぱり、それでいてぐちゃぐちゃに、骨が露出する形で潰し切られていたのを、自身で受け入れていた。鈍痛というのだろうか。心臓のようなものが動く度に、強烈な痛みが脳に響いた。

「とりあえず、見た目はリセットしたから、お前のそれっぽい世界を創ってくれ。ベースはちゃんとあるから、深くまで手を突っ込んだりはしなくていい。表面からでも出来るはずだ。怪我はしなくて済むぞ」

 びくりと細好は肩を震わせて、白い地面に手を置いた。

「何をしよう……」

 迷う様子を示すと、一夜は床にどさりと音を立てて座り込んで、細好の手の甲に血を滴らせて笑う。

「花畑なんてどうだ。お前、本当はそういう儀式するはずだったんだから」

「何の花が好きなんだ、お前」

「俺は曼殊沙華」

「曼殊沙華って白あるのか。俺は白い花が好きなんだが」

「じゃあ、一緒に白百合も添えよう。空はどうしたい」

「夕焼けが良い。人の美しさが一番際立つ時間の空だ」

 一夜は、細好の本心からの主張をやっと、聞いた気がした。

「その人ってのは誰なんだか」

 一夜が茶化すと、細好は、目を瞑って、集中を切らぬようにしながら、フッと、小さく呟く。


「朝伏姉様の、一番美しかった時間だ、夕焼けの黄昏時は」


 一夜が驚いて目を丸くする前に、目の前に、赤と白のコントラストが起こった。それは細好の付近から始まり、それは只々圧倒されるだけである。空も、赤く、正に、一夜が強烈に覚えている空そのものであった。

 現象の終わりにかけて、細好の息の音が減る。それだけ集中するのがきついのだろう。一気に、片をつけようと必死なのだ。一夜は震える細好の手の甲に、自分の傷だらけの手を重ねた。

「落ち着け。大丈夫だ。出来てる。あとほんの少し、その調子で押し込め」

 呼吸が整っていく。それが、終わりの合図だった。地平線遠くまで、赤と白で埋まる。空は黄金と紅の中間が浮かぶ。時の止まり、動かぬ雲がそれを象徴する。

「……っ……っ」

 声にならない息をする。細好は汗を垂れ流し、その場に倒れ込んだ。少年一人分の衝撃で、ふんわりと、甘い香りが漂った。

「よくやった。これで歩けるぞ」

 平然と一夜がそう言ってのけるが、皮肉じみた笑顔で、細好は呼吸を整えながら、悪態付いた。

「うるせえ……ちょっと休ませろよ……こっちは初めて異界の書き換えやったんだぞ……」

 ハハッと、鼻でまた一夜は笑って、細好の横で、むせかえる鉄の臭いを漂わせながら、嬉しそうに足をばたつかせる。その血飛沫が顔や白い着物に当たるが、細好はもうどうでもいいと思って、それ以上悪態つかなかった。

 一夜が動くたびに、血の臭いが濃くなっていって、どれだけ出血すれば気が済むのか、と、半分呆れながら、細好は上体を起こす。

「止血くらいはしようぜ、それ」

 潰された一夜の足を見ながら、細好は足を抱えて座りつつ、問う。一夜は顔にはてなを浮かべて、ぼーっと細好の瞳を見た。

「お前、目が、うちの親父に似てるよな」

 支離滅裂。問いにも答えず、突然、一夜は口を開けたまま笑って言った。

「抉り出したくなるくらい綺麗だ。うん、抉ってしまいたい。抉ったら生贄に出来る。神の一柱くらい、呼び出せるぜ、絶対。姉ちゃんを隠した奴だって呼べる。一夕達を隠してるのだって呼び出して殴れる。殴ったら消えるだろうな、殺せるだろうな――――あぁ、本当に、抉って嬲って殺したい」

 突然垂れ流される言葉たちの洪水に、細好は愕然とする。何かがおかしい。ケラケラと笑って、自分が好きだと言っていた曼殊沙華を握りつぶして、食っている。花を千切っては口に入れ、特徴的な、ハハッという笑いをずっと上げている。まるで、何かに取り憑かれたような、そんな、気狂い。咽たのか、ゴホゴホと細かい花の欠片を吐き出した。

「……苦しいな、独りって」

 そう呟いて、一夜は血液交じりの唾液にまみれた顔を細好に向けた。

「音がする。何か来るぞ」

 異常を見ていた細好は、その言葉が何を意味するのかがわからずに、びくりと、光の無い一夜の瞳に恐怖を覚え、怯えるだけだった。ただ、一夜の言葉が異常ではなく正常であるということが、自身の背の方から聞こえる破壊音で理解できた。音と、巨大な影に驚き、急ぎ後ろを振り向いて、怯えの先を移す。

――――何だ、あれ。

 空に、煌めく鱗を落としながら登る、蛇のような、巨大な体。大木の幹のような角を頭から生やし、それは所々折れていて、中の血液状の赤色が見え隠れする。それは花畑の中から、下方から湧いて出てきたようで、ドン、という衝撃破を放って、空へずっと上る。それが止まったと思えば、力尽きたように、青い鱗と共に、巨体は二人の傍に文字通り落下し始めた。

「一夜! 逃げるぞ! 潰される!」

 細好がそう言うと、一夜は光の無い目のままで、龍を見上げて乾いた言葉を放つ。

「いいな、龍に潰されて死ぬのも」

「馬鹿言えクソっ!!!」

 筋肉の少ない細い白い腕で、一本の足を無くした一夜を支えて、その場から出来るだけ離れようと、走り出す。自分で作りだした花畑の花が邪魔だ。走る衝撃で内臓がダメになっていっているのが、細好に聞こえる一夜の生存の音となっていた。


 ドンッ――――轟、と、続けざまに、落下と浮き上がる空気の鞭の音が起きる。


 お互いに耳元で、鞭に撃たれる呻き声を上げる。爆音で届く鞭は、体の全てを砕くようで、全身に痛みが走った。その場に二人そろって倒れ込む。シューッっと、蛇のような鳴き声が、近くで聞こえる。その方に細好が顔を向けると、巨大なトカゲとも鬼とも違う顔、龍の傷だらけの、血染めの顔が目の前にあるのだと主張する。

「……貴方は、神か? 神獣か?」

 恐る恐る、細好が尋ねると、龍は生臭い息を細好に浴びせる。

「……怪我をしているのか? それならすまない、こちらも怪我をして、いるのだ。だが、治せない。治したくても治せない。治すために必要な人を探している、のだが、知らないだろうか、体の大きい、男性二人、なんだが」

 覇気に圧倒され、声がうまく出ない。喉がうまく動かせない。だが、龍は、口を閉じて、細好の胸に鼻を当てる。

『生きていたんだね、可愛い可愛い私の子』

 女性の、優しげな声。その言葉の真意がわからずに、唖然としたが、只、なんとなく、その中に、優しさの塊を感じて、自然と、龍の頭を体全体で抱えた。顔を擦り付けて、撫でて、深呼吸に身を任せる。空気は生臭い。鮮血と腐った血肉の臭い、両方が、空間に広まっていく。

『エギーに襲われたんだね、可哀相に。怖かったでしょう、もう大丈夫よ、お母さんが一緒にいるからね。大丈夫よ、可愛い子』

 エギー、という言葉に、細好自身が反応する前に、少し遠くから、丁度、龍の欠けた爪の傍辺りから、粘ついた液体の音と共に、呻き声が発生した。その呻き声で、細好は一瞬のまどろみから覚醒する。

「一夜!」

 起き上がって、龍の手を眺める一夜は、やはりどこか魂が抜けたようで、ふんわりと、今まで見たこともないような、柔らかい笑みを浮かべていた。その呟きも、どこか、柔らかく、子供らしい。

「びっくりしたなあ――――ガッ」

 突然、龍が、龍の腕が、一夜の胴体を吹き飛ばし、遠くに投げる。物理法則が効くこの異界では、一夜は、サッカーボールのように跳ね上がって、何度かバウンドし、血を噴出したまま、花畑の中に隠れる。

『エギー、貴様、まだ生きてやがったか、クソ』

 龍がそう呟く。突然と異質性の統合で、細好は考える暇もなく、龍から離れて、飛んで行った一夜を探す。幸い、ヒューという弱々しい笛のような、息の音が頼りになって、何処にいるのかだけは把握できた。見つけ出したその、少年一人の塊は、辛うじて息を繋いでいるだけだ。細好の声にも、反応するのかわからない。

「若!」

 龍の背の方から、聞き覚えのある声が聞こえた。

「竜也! 馬鹿! 遅い! 馬鹿! 阿保! 一夜が死んじゃうよ! 馬鹿! 馬鹿!」

 リュウの隣で共に走って、こちらにやってくるゲンが、心底青ざめた表情で、全速力だとわかる走りを見せている。状況は何かと把握しているらしい。細好は一末の安心を得て、息を落とす。

『何故! 貴様が! わが子に! 懐いている! 何故! 愛されている!』

 一夜の上に影が出来た。細好ごと、踏み潰せる程度の大きさの、手。重量が計り知れない。瀕死の一夜は、虚ろな目でそれを見ていた。

「うるせー、ババア」

 確かに、一夜はそう言った。それを聞いた瞬間に、細好は影の外に押し出された。押し出したのは、自分の守護者であるリュウではなく、ゲンだった。龍は、ゲンと一夜を、同時に手の下に置き、潰す。ゲンが声も出さずに、血だけを口と鼻から噴き出す。一夜は、もう出す血液も無いのか、少しだけ、咳き込むように、霧状に赤い液体を口から出す。幸い頭は潰されておらず、二人の頑丈さがうかがえる結果となったが、龍の怒りは収まっていない。

『お前のせいだ! お前のせいだ!』

 唸り、阿鼻叫喚の底に落とす。腐った臭い。周囲には、花の上には、いつの間にか、幾つもの割れた、死んだ卵が置かれていた。何か、様子が変だ。苦しみと悲しみが渦巻いて、頭がおかしくなりそうだった。どうしたら良いのか、わからない。最善策を考え出せない。思考が思考を捨てよと命令しているかのようだった。

 もう一度、二人を壊そうと、龍が手を上げた。だが、その腕は振り下ろされずに、フッと、幻影が書き消えるように、消えていった。またも起きた突然のことに、その龍の顔を見返す。そこにあったのは、龍の顔ではなく、一人の、女。血だらけで、矢に刺され、鬼の形相で、ただ、腕を振り上げる、人間の女。

「わあ、地獄だね、これは」

 一度は、女が声を上げたのかと思った。だが、その声は、少年否、少女だろうか。中性的で、年齢分布の所在も分からない声。大人でもいそうだが、子供のような気もする。そんな声が、女の後ろから上がった。

「誰だ……!」

 細好が絞り出した声は、振り返った女の、その目線の先へであった。黒い、セミロングのくせ毛。医療用眼帯をつけて、見える瞳は海のような青色。幼い顔だが、しっかりとはしている男性的体躯。整った顔の形。手に持った、綺麗なナイフ。

「ちょっと待ってね、君。まずはヒカケさんどうにかするから」

 ヒカケと言われて、女は眼帯の少年に振り上げた手を下げる。その手を、少年はナイフで切り落とし、その勢いのまま、女の首を欠き切った。延々と吹き上げると思われる血液が、女の首から出て行く。少年は落ち着いて、倒れる女の体を床に置いて、細好のことに見向きもせずに、一夜とゲンの傍に駆け寄った。

「やあ、殺す方が殺されそうになってて、どうするの、親友」

 そう笑って、少年は一夜の上にかぶさって、自分を睨んでいたゲンの喉にナイフをあてがう。

「ちょっと邪魔」

 再度、血が上がる。それが、少年の真新しい白いシャツの染みになっていった。

「一夜君、何か言ってくれよ。喋れるでしょ、まだ」

 調子狂うことなく、淡々と、少年はゲンの服でナイフを拭いて、今度は一夜の、まだ潰れきってない胸に立てる。

「……本当に、傲慢だな、お前は」

 確かに、一夜の声で、そう聞こえた。そう確認すると、少年は、クスリと笑って、一夜の顔に、自分の顔を近づける。

「そういうトコ、大好きだよ、一夜君」

 触れるだけの、キスをした。そのまま、胸に突き立てたナイフに体重をかける。意識が途切れかける一夜は、フッと笑って言った。


「俺は大嫌いだよ、羚」


 一夜は深く深く、眠った。

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