第三章:結婚編
第一節:同居に向けて
43:オトマリ#誰かと生活すること
俺ことP.N.『
さて、通い妻化したという彼女さんが泊まりに来た。
彼女居ない=年齢なヲタ、かつ1人ぐらし10年目の俺であるからして『他人と生活する』ということ自体が10年ぶりだ。確かに東京に遊びに来た親を泊めたということはあるが、それはあくまで『提供』しただけ。
一人だけだった場が二人になるという事自体が不可思議で面白い。
とまぁアタリマエのことであるが『結婚する』ってことは、『全くの他人と生活をともにする』ってことだ。もちろんプライベートスペースに立ち入りができる人だからこそ、できることなんだけどね。
そんな中で問題になりそうな項目をいろいろ挙げてみようと思う。
1.相手の専用スペースを作る
当然といえば当然だ。いままで一人暮らしだったところにもう一人来るわけだから、収納を開ける努力をするべきだと感じた。
俺の場合、本棚にスペースを開けることと安物のタンスを購入した。使い方は相手次第だが、一番始めに相手が使う領域というのは確保したほうが良いだろう。
やはり家族と言ってもプライベートは有るべき。俺はそう思った。
2.共有財布を作る。
まぁお金の話だ。基本的に職が異なる&趣味分野の違いから財布は分けたほうが良いだろうが、生活費は共有するべきだ。なので、そのための財布や口座を作るのは『あり』だと感じた。
また共有の貯金ともなるため、残高次第でお出かけプランを練ってもいいと思う。まずはお互いの資産状況について話し合いをすることからだな。
ぶっちゃけマンションの支払いと保険の支払いで結構カツカツなので、そこらへんちゃんとお話しないといけないのだ……。
3.相手を気遣いつつ、自然体でいる。
此れもまた当然なのだが、よそよそしくてはダメだ。相手は奥さんになる人であるからして、ごくごく自然にやり取りするのが良いと思う。恥ずかしがりとかそういうのはどうでもいいのだ。
これから一緒に生活することになる人である。甘いも辛いも酸っぱいも経験していくだろう。なので自然体で、おおらかであることが肝要だと思う。
いっつもキリキリしていては、うまくいくものもダメになってしまうからね。
その点お互い欠けているものが沢山あるのでうまく補っていきたいところ。
4.一人の時間と二人の時間をちゃんと設ける。
最初のうちはイチャコラしたいけど、俺たちヲタクはどこまでいっても趣味人である。ならば自ずと一人で作業する時間を設けねばならない。
とはいえ夫婦となるなら一人で作業というよりは、1.5人で作業というべきだろうか。
俺が縫い物する隣で、彼女さんは
俺が書き物する隣で、彼女さんは工作をやり。
俺が人形を愛す隣で、彼女さんも人形を愛す。
そんなゆるゆる~っとした時間の使い方だ。そのうちこうした形に落ち着いていくだろうなーとおもいつつ、しばらくはラブラブしたいとおもいます。ハイ惚気です。
そんな感じで簡単に思ったことをまとめてみた。まぁまだまだ浅い領域なんだろうけど、それはおいおい詰めていく感じで。
俺たちカップルは結構行き当たりばったりで、ほんわかペアだ。
困った時に対応を考える。人生そんなもんで十分生きていける。
死ななきゃならないことなんぞ、早々起きないんだからね。
ではコンゴトモヨロシク。
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