38:コンイン#結婚に必要な手続きについて

 俺ことP.N.『水縹みはなだF42(@Mihanada_f_42)』には婚約者が居る。



 さて結婚というキーワード。言葉は分かるが現実問題として『結婚しましたー』と周囲に言いふらしても、事実婚(内縁の夫妻)になるだけで法的に夫婦になったわけではない。


 ではちゃんと婚姻関係となるになるためにはどうしたらいいのだろう? 答えは婚姻届を出せばいい……



 婚姻届が必要なことぐらい知ってるぜ! そんな人は数多いるだろうが、書き方を知っている人はどれだけ居るだろう。少なくとも俺は知らなかったし、こうならねばずっと知ることもなかったろうな。




 まず婚姻届の書き方について最も気をつけるべき点は何か。


 だ。


 婚姻届という公的書類を完成させるには、もの人間が必要となる。内訳は『夫となるもの(=俺)』『妻となる者(=彼女さん)』に加えて、『二十歳以上の成人者』が二名だ。


 何故当事者同士以外の署名が必要なのか。これは『第三者からこの婚姻は有効ですよ』というサインに相当するんじゃなかろうか。


 もちろん全員別人である必要があるし、である必要がある。でなければ受理されないので注意しよう。




 次に『戸籍謄本』が必要となる。


 『婚姻』とは法的には『創籍』となる。つまり戸籍が新しく作られることになるのだな。その処理をする為にお互いの戸籍謄本が必要となる。


 また戸籍謄本は、以前俺が『独身証明書』を発行したときと同じように、本籍が登録されている役場でなければ発行できない。さらに委託する場合も委任状が必要だから注意が必要だ。

 クッソ面倒だが、まぁ郵送でのんびり待てば来るのだから良いだろう。


 これについては『夫となる者』と『妻になる者』の2名分必要になる。ただしどちらか一方が本籍地に届け出る場合はその必要はないが……。


 今の時代、実家ぐらしでノンノンダラリしている奴は。仕事していても、イチ個体として生活能力が皆無と捉えられるのだ……なので本籍地に居ることのほうが稀なんじゃなかろうか。


 ただし例外として、家事スキルが十分成熟している場合は問題ない。でも、基本的に『実家ぐらし』はマイナス要素、これは何処の婚活業者も口を大きくして言っていることは理解しておこう。


 俺たちの例でもそれぞれで本籍地は違うから、取り寄せることになる。




 3つ目は提出に関して、お互いの印鑑だ。


 これは必須というより『訂正する可能性がある』ために必要となる。婚姻届はデザインはどうあれ(ゼクシィとかゼクシィとかゼクシィな)フォーマットは公的書類だ。

 なのでどうしても書き間違うことはあるだろう。こちとら素人、書き損じていないと思いつつ間違えることは十分ありえる。


 よって のために印鑑が必要となる。


 『なあに間違えるわけない』とかいうやつはWEBで小説を書いてみるがいい。誤字脱字で死にたくなるから。


 誤 字 脱 字 で 死 に た く な る か ら。




 そして最後に本人確認書類。


 マイナンバー、免許、あるいは保険証といった、本人が確認できる公的アイテムが提出時求められる。


 たぶん委任する場合も同じだろうが、その場合は免許のコピーとかになるんだろうか。このへんは良くわからないが、普通は夫婦になる二人あるいは片方が役場に出しに行くだろう。


 提出は24時間365日、窓口で受け付けているようだ。

 ただし市によっては夜間休日は、戸籍謄本係の窓口が閉まっていることが有るとか。その場合を見越して市のホームページなどで調べておこう。


 ちなみにこの書類、提出したら帰ってこないから記念にしたいなら写真取るなりスキャンするなりしておこう。



 というわけで調べたら普通に出てくることであるが、その立場にならないと一生知らない可能性が高いだろうことを書いてみた。



 それはそれとして土日あまりに濃密な時間を彼女と過ごしすぎた反動か、月曜日たる今日にフラッシュバック的に寂しさが襲ってきて震えて泣きそうになっている。

 だれかへるぷみー。具体的には彼女さんに会いたい。恋は良いものだが心がメルヒェンになるのがよろしくないな……。



 ではコンゴトモヨロシク。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る