コンカツ！～実録ヲタ婚活のすべて～

19:モンダイ＃問題解決に関する対応方法の一案

　俺ことP.N.『水縹（みはなだ）F42(@Mihanada_f_42)』は婚活をしようとしている。

　さて、今回は問題解決について。

　婚活を一つのプロジェクトとすれば、発生する問題についていくつか解決策を上げる必要がある。だが問題解決には『暫定対応』と『恒久対応』の２種が必要だ。

　今回はその見極め方について、以下本をざっくりまとめていこうとおもう。どのみちPDCAサイクルは回さねばならないからね。

・マンガで読める マッキンゼー流「問題解決」がわかる本

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　さて、問題が発生するということは、原因があるということ。この原因を正しく見定めないと方向性を誤つ。

　なので表面的な事象から正しい原因を探るため、細やかな要因に分けるのが『構造化』と言うようだ。つまりわかりやすくする。

　プログラムにおける凡化作業（ユーティリティ作成）みたいなもんだな。

　このとき注意したいのが、短絡的な意味の裏返しは危険だということ。『出費が激しい』から『支出を減らす』は根本的な原因を解決できていないのだ。実際は日本竹馬連合会会費は十万円かもしれない。

　あるべき姿との差分を見るのが近道である。

　また、様々な視点で見定めないと要因は正しく出てこないので注意が必要だ。

　表の問題、真の問題、あるべき姿、要因。まずはこれを抑えよう。

　次に浮かび上がった要因のうち、マストなものをピックアップする。より効果の大きいものを選べば、解決に近づくというわけだ。

　ピックアップした要因は、更に検証をする。仮説に対する検証を行い、確実かどうかを検討する。

　検討し終わったら最後に行動に移そう。この段階で指針が間違っていなければ問題は解決するはずだ……というものらしい。

　抑えるためのツールは次のような物があるようだ。

・ロジックツリー：問題解決のためのチェックリストを作成する。

　問題を分割→分割→分割と繰返し細分化して詳細（みえる）化する。

・イシューツリー：仮説が正しいかを検証する。

　明確になった原因に対して、正しいかを検証する。原因に対して要素をドリルダウンする形でリストアップしていく。

・ピラミッドストラクチャ：思考方法の１つ。言いたいこと、伝えたいことのまとめに。

　テーマ→テーマに対する解法（キーメッセージ）→そのための要素という３～４段階の詳細ツリーを定義する。このリーフ要素に対して『そうだから何？（So What?）』と問いかけ、『何故そう言える？（Why So?）』を定義する。問題解決に対する具体的なイメージを定義。

・空、雨、傘：現象→予測・解釈→行動という形で行動指針を切る。

　たとえば『空模様を見て』『雨が振りそう』『だから傘を持っていく』というような形。

・３Ｃ：顧客（Customer）、自社（Company）、競合（Competitor）の３つ。主に戦略を立てる際に使用。

　婚活に於いては『相手』『自身』『競争相手』と当てはめることが出来る。自身のレベルや現実を記載後、相手のレベルを記載。これに対する競争相手を記載すると『現実的に可能かどうか』が検討できるというわけだ。

・４Ｐ：製品（Product）、価格（Price）、場所（Price）、アピール（Promotion）。具体的なモノの比較を行える。

　婚活に於いては『相手』『スペック』『活動可能範囲』『アピールポイント』となるだろうか。これを他者と比較して対策を練ることになるだろう。

・ポジショニングマトリックス：ＸＹの２軸に分けたグラフを作成し、売りとなる領域を探す。つまり自身が取るべき立ち位置はどこかを把握する。

　婚活に於いては例えば『年収高＜ー＞低』『人間性高＜ー＞低』などのマトリクスは作れるかも知れない。勿論軸の切り方が正しくないと効果的な立ち位置を見出すことは出来ない。

・ビジネスシステム：オペレーションを書き出し、やり方を改善したい時に使用。

　在る一連の動作について失敗した時はその時点を修正する。曖昧さをなくすために使うと言ったほうが良いかも。

　婚活における見合いの成功についてはロジックツリー～ピラミッドストラクチャ、空雨傘およびポジションマトリクスを利用しつつ、具体的な方針を３Ｃで切り、お付き合いに関しては４Ｐ、ビジネスシステムを使用していけば良さそう。

　まぁそんな堅苦しく考えても意味はなさそうだけどね。詳しいことは調べておくれ～。

　ではコンゴトモヨロシク。