独白じゃないのか?

 脱いだはずの仮面、死んだはずの街、呪いはあたしの背後にのしかかってくる。

 最終的に笑い飛ばしたら、どうなったって良いだろうか。


 死んだ私を弔え。

 過去に想いを馳せろ。

 その後踏みしめて、あたしはまたあたしの場所へ行こう。


 行く先々どこだって目的地なんかではないのだから。

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