第22話:沖縄シェアハウス体験宿泊1(202112)
2021年12月4日山下、加藤、佐島、北山さんが、朝、羽田空港へ向かった。
昼過ぎに那覇空港に到着した。出迎えたのは石島さんの会社の鈴木さん達2人がワゴン車で迎えに来てくれていた。車で20分、糸満の海が見える現地の家を改装したシェアハウスに着いた。大きな平屋に後から建てた平屋の離れがあった。母屋に4人離れに2人の6人用のシェアハウス。ここには、お風呂がなくシャワーだけだと言った。テレビ、ソファー、ステレオ、パソコン2台、炊事用具も取り揃えてあった。
漁港の近くで海が見える素晴らしい場所にあった。旅の疲れか到着して数人が広い和室で1時間程、昼寝をした。夕方3時過ぎに、景色が良いので4人で散歩に出かけた。少し行くと、もうすぐ目の前が海で遠くの水平線まで、くっきりと見える。たぶん夕日も綺麗だろうと思われた。しかし、その港は漁船を置く施設と簡単な防波堤だけの質素な漁港だった。帰る頃には、夕日が落ち始め、やはり想像通り素晴らしい夕日だった。帰ると既に賄いの奥間あけみさんが来てゴーヤ・チャンプルとスパム・おにぎりと海藻汁を作ってくれた。スパムおにぎりは初めて食べたのだが上にスパムと下に敷いた薄焼き卵と巻いた海苔が良い味を出してる。
ゴーヤチャンプルも絶品、差入に泡盛を持ってきてくれた。良かったら飲んでと
言うので男性はコップで女性達はワイングラスに少しもらった。沖縄料理に泡盛は
本当に良くあう。山下、加藤はおかわりをする程だった。もちろん、その後、
かなり酔ったのは言うまでもない。
山下があけみさんに、ご苦労さんとコップいっぱい、つぐと、そうですかと言い
ながら、うまそうに2杯も飲んだ。彼女が言うには本当の泡盛は40度、これは
飲みやすい25度ですから、軽い方ですねと豪快に笑った。山下は、もし私が、
もう少し若ければ手を出したかも知れないと思う程、飲む程に色っぽい。あけみさんの顔をしけしけとみるので、あけみさんが、あらいやだー、そんなに見ちゃー嫌と、色っぽい声を出した。その光景を、あきれた顔して佐島米子、北村さゆりが見て男の人は、いくつになっても良い女を見ると、すぐ夢中になってしまうアホな動物ねと大笑いした。
加藤が、おもむろに奥間あけみさんは若い頃、ずいぶんもてたんでしょと言うと、
そんな事ないよ。何回も結婚して子供は多いがねと大声で笑った。何回も結婚したと言う事は多くの男子にもてたと言う事じゃないですかと切り返すと、いやー男運が悪かっただけですよと言った。
何回、結婚して何人のお子さんがいらっしゃるんですかと聞くと3回結婚して9人の子供がいると言った。木島さんと北村さんがへー、すごい9人もお子さんを産んだ
のですかと驚いたように言った。あけみさんが、沖縄では、そんなに多くという
訳でもないですよと平然というのには全員、驚いた。
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