応援コメント

初稿」への応援コメント


  • 編集済

     企画にご参加いただき、ありがとうございます。改善提案をさせていただきます。

    ◎三人称表記だと解釈いたしましたが、視点が作者視線と信三郎視線の間でかなり激しく揺れます。誰がどの視線で情景描写しているのか、最初よく分からないんです。それは、つかみの印象を大きく損ねます。もっとも気になった点です。

    ◎書き出しの文。会話からの書き出しだと時代背景がすぐには分からないので、読者がしばらく疑心暗鬼の状態で読み進むことになります。時代ものを書く場合は、その時代がはっきり分かる情景描写からスタートした方がいいと思います。

    ◎登場人物の全容が最後に分かるという描写法は、短編の場合はものすごく不利。この次もあるから読んでねという繋ぎとしては有効なんですが、単独で読む場合は、尻切れトンボ感がはんぱありません。再考を。

    ◎全体にルビが多いんですが、難字補助以外でルビを多用すると、ぱっと見の印象が非常にごちゃついてマイナス印象になります。ルビ抜きで表現できるよう工夫されることをお勧めします。

    ◎語尾の『じゃん』や不用意なカタカナ語(ガラクタ、ネズミ、カチン、グータラなど)の使用は、時代性の印象を大きく損ねます。なんちゃって時代物なら別ですが、女性の髪型を細かく描いているスタイルとは相入れません。再考を。

    ◎後段で、みなもが信三郎にきゃんきゃん噛み付いているシーン。勢いこんでわめき散らしている合間に三点リーダを使うと、せっかくの勢いが削がれます。スペーサーの使い方を見直した方がいいと思います。

    ◎最後部以外は段落付けなしの一気ですが、シーンの変化に合わせて少しだけ段落付けをした方が読みやすいかなと。

    作者からの返信

     ご指摘、ありがとうございます。
     改稿の指南にさせて頂きます。