応援コメント

第四章、その三」への応援コメント


  • 編集済

    自分を視れない予知能力に、自分の存在を確信できない記憶喪失者。ままならないものですね、だから傍から見ている分には面白いのでしょうが。

    そして女性編集者さん、ゲームマスター的な存在だったのですね。島に来て以降出番少ないなと思ったら。

    一人歩きを始めるゲーム。どうなるのでしょうか。

    作者からの返信

     またしても公開してから早速の、ご丁寧な応援コメントとエピソードに応援♥、誠にありがとうございます!
    『人魚の声が聞こえない』の作者の881374です。

     今回も鋭い御指摘を賜り、非常に考えさせられました。

     今回のエピソードによって、謎のゲームに参加させられたことはもちろん、『人魚の里』に来たこと自体が、今となっては正体不明な女性編集者(?)の仕組んだことであったと判明しますが、鞠緒を始めとして里の人間がどうやら満のことを以前から知っているようであり、彼自身も何かと既視感を覚えるものの、記憶喪失であるために、ストーリーの進行とともに真相に近づけるどころか、かえって謎が深まっていくばかりといった有り様となっております。

     そして何よりも座敷牢内で発見した、叔父の荒唐無稽な手記を読み込むほどに、彼自身もだんだんと狂気に犯されていき、ゲームの行方はもちろん、鞠緒との関係も決定的に変化して参りますので、どうぞご期待ください。