応援コメント

第一章、プロローグ&本文(丸ごと全部)」への応援コメント

  • 初めまして。コメント失礼します。
    近況ノートで目に留まり、キャッチコピーに惹かれ拝読させていただきました。
    ぐいぐい頭に入ってくる語り口に、随所にちりばめられた言葉遊びやミステリネタ。
    面白いですね。

    クローズド・サークルに、ルビを振らないと読めない名詞に、いかにもな雰囲気の館の住人の登場。
    僕の好みドストライク。これからどう展開していくのか期待です。

    作者からの返信

     初めまして、『人魚の声が聞こえない』の作者の、881374と申します。

     早速のご丁寧な応援コメントを始め、作品へのフォローやエピソードに応援♥等、誠にありがとうございます!

     内容に対する非常に細かい御指摘を承りまして、滝杉様が大変ご丁寧に拙作を読み込んでおられるだけでなく、我ながら非常に癖のある文章演出技法についても、どうやら気に入っておられるご様子で、光栄の至りでございます!

     絶対にご期待を裏切りませんので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

     特に、ただ単に『アンチミステリィ』であるだけでなく、回を重ねるごとに(各章のプロローグにおいて伏線を張っているように)狂気(エロス)と絶望(タナトス)の色合いを深めていくという、『平成最大の奇書』であることにも注目していただけると、望外の喜びでございます。


    ※なお以下は蛇足ですが、滝杉様が本作のような『ミステリィ小説のお約束をネタにしたある意味(ほんの少し)メタっぽい作品』がお好きなら、同じく拙作のアンチSF短編連作『白日夢』の【ステージ4】『ミステリィの女神様』編https://kakuyomu.jp/works/1177354054886038942/episodes/1177354054886126727も併せてお勧めいたします。

     それと申しますのも、本作『人魚の声が聞こえない』におけるミステリィ批判は、あくまでも私のこれまでの人生上の特殊な経験による『知識』にのみ基づいて、問答無用にミステリィ──特に『警察小説』を全否定してしまうといった、ある意味『アンフェア』であるのに対して、

    『白日夢』の【ステージ4】においては、SF小説等でお馴染みの量子論に則って、ミステリィ小説の『論理的におかしい点』を指摘していくといったふうに、一応のところ『フェア』と言っても差し支えない内容となっておるからであります。

     特に、ミステリィ小説における永遠の未解決定理とも言われたかの『後期クイーン問題』を、それこそ量子論に基づいて完璧に解明したりしておりますので、すべてのミステリィファンの皆様にとって必読でありますぞ。