第3話 中学校時代
中学校時代のことも思い出す。
そういえば、中学校時代にも、同じようなことがあった。
中学校時代、相手が喧嘩を売ってきたので、買って、殴り合いの大喧嘩になったことが幾度かあった。
だが、勇太は、喧嘩に強くないので、いつも負けてしまうが、先生が止めるまでやめなかった。
そして、学校の机やいすとかを投げたりするもあった。
そう、それがキレた勇太なのだ。
そして、喧嘩が終わった後、大抵勇太が先生に怒られる。
勇太はそこに疑問があったが、それは、答えなかった。
高校の進路の時も変わったもので、クラスで高校の志望校とそこを選んだ動機を、みんなに発表する時間があったのだが、みんなは、いろいろ考えて、高校の志望校と動機を言っていて、勇太を除くクラスメイトは、第2希望まで、発表しているのに、勇太だけは、一番近い高校という理由だけで、今の高校に志望し、第2希望はなく、そこだけしか受けなかった。
結果として、高校の試験は無事合格し、現在に至った。
4年前の中学2年生のある冬の出来事だった。
勇太は、学校から帰って、パソコンを操作していると、外から、わきゃわきゃ声がした。
ちょうど、勇太の家が、丁字路のところにあるので、みんなが別れる前におしゃべりをしていたのだ。
最初は、気にしなかったけど、毎日話しているので、勇太が「毎日、寒空の中でおしゃべりするくらいなら、俺の部屋で話せば?」といい、彼女らを部屋に招いたのが始まりだった。
それから、毎日のように勇太の部屋へ行き、女の子の話を毎日聞いていた、いや、聞かされていた。
たまに、トランプやテレビゲームで遊んだりもするが女の子のなので、恋の話がメインだ。
……男の部屋、恋の話、普通するか?
というか、俺のことを男としてみていないのか……
勇太は、その手の話は、あまり得意ではないので、一人パソコンを操作をしながら、耳に入れていた程度だった。
男一人に女の子が数名。。
はたから見たら、ハーレム状態だった。
最初は、何人かいたが、中学を卒業して、それぞれの高校に行き、ほとんどの女の子は来なくなってしまったが、現在でも、たまに連絡をしている友達が2人いる。
もちろん、この2人も別々の高校だ。
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