ハンターの休日 おばけ屋敷?編1
2話に分けますm( - _ - )m
とある日。
“としょかん”のある部屋にて。
「ちょっ……、何してるんですか!先輩!///」
「いや……。お前が来て、まだ一回も祝ってやってなかったろ? あの騒ぎもあったし。」
先輩が、そう言いながら私の唇を寄せる。
「それだからって……。これは……いけないのでは……。」
「いやいや、いいから。な?」
先輩の顔がどんどん近付いて来て、私の顔が紅潮していく。
「うう~っ!///」
そして、私と先輩は、唇を重ねた。
……事の始まりは、大セルリアンを倒して、数日が経過した時のことだった。
「ど、どこに行くんですか。先輩。」
「いいからいいから。」
私は先輩に連れられて、ある場所へと来た。
そこはとしょかん。
ハカセたちがいる場所だ。
*
「おい、ハカセ。」
「分かってるのです。もう、準備はしているのですよ。」
二人が小さい声でそう話す。
その声はリカオンには聞こえなかった。
「博士ー? 助手ー? 先輩、おかしいですね。博士達が居ません。」
「あ、ああ。そういえば居ないな。どこ行ったんだろうな???」
ヒグマはそっぽを向いてそう言った。
その時。
「わっ! セルリアンなのです! 助けるのです! いやあああああああああ!ナノデス」
そんな声がして、ヒグマとリカオンはその声の方向を向く。
「今の声……博士ですかね……?」
リカオンがその声に対し、そんな疑問をヒグマに吹き掛けた。
「ああ。多分そうだろう。しかし、博士がただのセルリアンにやられるとは到底思えん。」
ヒグマはそう答えた。
「……と、言うと?」
「恐らく、相当大きなセルリアンに違いない。リカオン。少し、そこで待っててくれ。助けて来る。」
「わ、分かりました。でも、私も行った方が良いのでは……。」
「……いいから待ってろ!」
ヒグマはそう言ってリカオンを取り残し、としょかんから出ていった。
*
……どれくらいの時間が経っただろう。
先輩は、どうしてるのだろう。
そう思い、私は動き出した。
……その瞬間。
「リカオン! 避けろ!」
そう言って先輩が現れると、先輩は私を突飛ばした上で衝撃を受け、宙を舞った。
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