第4話 お金と環境は必要なのです
「官房長、今の時点で必要なのは
“財務”と“環境”なのです」
「お金の管理は大事ですからね」
(博士はジャパリコインを復活させるのでしょうかね...)
「今から行くのです」
「待ってくださいよハカ...、首相!」
やって来たのはさばくちほー
ここまで飛ぶことはそうそうない。
博士は慣れた足取りで、砂漠のバイパスへとどんどん進んだ。
キィイイイ。
「ツチノコ、居るですか」
「あ?なんだぁ?博士たちじゃねーか」
「珍しいですねぇ~、こんなところに」
「官房長、スナネコを頼んだのです」
「は、はぁ...」
「な、何するんだ?」
「図書館まで来るのです!財務大臣!」
「は?何だよ?ざいっ、ちょ!おい!」
博士は無理矢理ツチノコを捕まえ、
飛び立って行った。
「あはは、おもしろそーですねー」
スナネコはその様子を見て、ケラケラ笑っていた。
「私達も行きましょう」
私はスナネコを丁寧に持ち抱え、図書館へと向かった。
恐らく、砂嵐とか異常気象が好きなスナネコを環境大臣、ジャパリコインを知っているツチノコを財務大臣にするつもりなんだろう。
やれやれ...、明日はこのパークの歴史が大きく変わりそうなのです。
「ねぇねぇ、かばんちゃん」
「ん、なに?」
「明日の朝、図書館で集まりがあるらしいよ。行ってみようよ!」
「あ、うん...」
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