主人公が入った不思議な展示会。そのだんだんと怪しさを増していく様に引き込まれていきます。江戸川乱歩の怪奇短編を思わせるような運び。そして……自分も幼いころ、似たような展示を観に行ったことがあります。しかしあれは模型だったのか、標本だったのか……自分の記憶にも侵入してくる世にも奇妙な物語でした。