49.近況
1年以上書いてないことに気がついたので、書くことにしました。
とはいえ、別段何か大きく変わったこともなく、相変わらずウクライナはロシアに侵略されている。今ではもうニュースで見ることも減りました。
世の中の流れは早いです。わたし自身は気づいていなかったけれど、わたしはたぶん思ってるよりのろくてゆっくりとした時間が必要だということです。
わたしはわたしの中に魔女の庭と呼んでいる大きな敷地を持っていて、その中で時間はわたしのためにゆったりと流れ、わたしの許した人しか入って来られず、庭の花の世話をし、ときおり飼っていた犬と草原を走り、大きな樹のしたの木漏れ日の中で本を読みます。深い森と大きな湖に守られたわたしの魔女の庭は夢のようにうつくしい場所です。わたしの魂は目をつむるとすぐそこに帰ります。救いのようであり、残酷な裏切りのようでもあります。
お気持ち精神科のほうでは、複雑性PTSDでは、と診断されました。
PTSDはたとえば災害や戦争、事故などで深く傷ついてトラウマを負うものですけど、複雑性PTSDのほうは何かひとつの出来事ではなくて、何年も何年も傷つくこと、負担がかかり続けることなど長い時間をかけてPTSD状態になった病状のことです。そこから副産物みたいにうつや不安障害などが現れてきます。
わたしの家庭は機能不全ではなかったと思っていますし、母親に対しては毒親であるという気持ちと相性が悪かっただけという気持ちが両方あります。
お気持ち病院の先生がアダルトチルドレンの本を貸してくれました。つらかったらやめてもいいから、と言ってくれたのでとりあえず開いてみたらつらすぎてすぐに閉じましたし、再び開く気になかなかなれません。先生はそれでいいし、何ヶ月でも何年でも貸すからいいよ、と言ってくれましたが、正直全然見たくないです。
課題みたいな感じで考えてみましょうみたいな項目がちょこちょこ挟まれてくるのですが、これが本当に無理。
あなたの家では何がルールだった?
今これを打ち込んでても吐きそう。知りませんそんなの考えたくないしなかったんじゃないんですか知りません。
でもわたしのどこかではあったとわかっている。それはわたしが絶対に向き合いたくないことなのだと思います。向き合いたくないということは、向き合うべき問題ということなんだとも思います。
どうして苦しんで生きてきて、今また治すために苦しまなければならないのか。こんなことせずとも、こんな思いせずとも、それなりに楽しく生きられる人もいるのに、どうしてわたしはそれになれなかったのか。
わたしはもう頑張りました。頑張り尽くしてもう頑張れないんです。甘えやがってと思われると思いますが、わたしの思いや努力はわたしにしかわからないので放っておいてください。
もうこれ以上苦しみたくないから病院に行っているのに、まさかの治療が苦しいという地獄。もう治らなくていいから緩和措置だけでいいから、あとは死ぬだけだから、わたしを楽にしてほしい。
失ったものばかりが頭を埋め尽くしますが、それを空想で散らしてなんとか生きています。遊んでくれるふぉろわぴも出来て、新たに猫ちゃんがやってきて得るものがちゃんとあることにも目を向けようと思います。
以上、近況でした。
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