2話

〈留苡side〉

実行ーーー


深夜2時。親も寝静まった頃に起きて予め用意しておいた包丁を手に取り親…いや、奴(アイツ)らの部屋へ行く


グサッ グサッ


父、母 2回続けて心臓を刺す


その後も何回も何回も心臓を刺す。


その後も何回も何回も刺す。

最初のうちはビクンッビクンッとなっていた体は次第に動かなくなった


自分の服を、周りを見ると、血まみれだった。


留「アハハッ 癖になりそー!」


ケイタイを見て、風真に連絡する


留「あ、風真?俺。終わったー。そっちは?」


風「コッチも終わった。これからドコにすむ?」


留「俺んちとか?奴(アイツ)らの死体風真の家の方にやって…」


風「そーするか!じゃあ、そっち行くわ」


留「おう」


ピンポンッ


留「ウイ」


風「運ぼっ!」


留「おう」


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|

2往復。多いのか少ないのか分からない…


留「風呂入ろーぜ。気持ち悪りぃ…」


風「だな」


相変わらず風磨の体は傷ダラケだ。。。

全て自(みずから)の手でつけたもの。


風「留苡?どした」


留「や、俺もだけどさ。相変わらず傷ダラケだよなーと思って」


風「まぁな」


シャワーで体を流すと、一時的に風呂場が真っ赤に染まった。


〈風真side〉


なんか、スッキリしたような…してないような…


風「留苡、これさ…他の人も殺していったらどうなるのかなぁ」


留「んぁー、人がいなくなる」


風「だよね。じゃあそれ、目指そうよ」


留「マジで?」


風「うん」


留「風真が言うなら」


留苡は本当に優しい。僕のことを一つも拒否・否定しないで…


風「留苡の本音は?」


留「え?」


風「僕のいってることを全て受け入れてくれるのは嬉しいんだけ…「大丈夫。同じ意見だから賛成してる」…そっか」


留「うん」


風「なら、いいんだ!」


そういうと、留苡が頭を優しく撫でてくれる。その手が好き。


風「留苡は僕を裏切ったりしないよな?」


留「当たり前だろ」


風「よかった」


さぁ…ここから殺し(パーティー)の始まりだーーーーーーー

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鮮血の赤に染まる noise @noise-soramafu

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