『陽介と衣装デザイナー』
「ただいまー」
「お、美月おかえりー」
美大に通いながら、小さいアトリエを持って、家と行き来している美月。
一応、スポーツジムにも通って食事も多めに
「なんか手伝う?」
「すまない、今ちょうど皿洗いが終わったところだ」
「まじかー」
当の美月も、自分のでなければ女物にデザインすることはあり、
「ねえ美月」
「何?」
「また
その
「ん、いいね。和洋中どれ?」
「ここはあえてスチームパンク!」
「あー……いいね、それ。よし、やろう!」
デザイン案を練っていると、京子も帰ってきて、ひとしきり盛り上がった
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