第43話:何かしらの病気もち
恐らく、私は何かしらの精神病を患っているのだと思う。
…まぁ、このエッセイを読んだ方なら察してくれるかもしれませんが、私は基本的に一般的な方達とは感覚等がズレていると思います。
どこら辺がずれてるのか問われると難しいんですが…。
そういう意味でも昨今の色んな精神状態に病名がついてる状況では、私もなんかしらの病名があてはまるんだろうな…と思うわけです。
前にも話したかもしれませんが、高校生時代に先生の言葉で印象に残っている言葉があります。
ある日の授業で、「障害者についてどう思いますか?実は俺も障害者です」と授業が始まった時に語り始めました。
その先生はいつも明るくて元気な方だったので、とてもなんかしらの病気だなんて考えた事もなかったんです。
「俺、今眼鏡かけてるでしょ?眼鏡がないと日常生活に支障が出ちゃうからね」
その先生の言葉を聞くまでは、『健常者』の線引きを明確に引いていたわけではないけど、自分がどっちかと意識してもいなかったんです。
私も眼鏡を使用していたので、先生の言葉はすごく盲点で驚きました。
生活するうえで、何かしらの補助が必要な状態は明確な病名がなくても『障害者』なのかと…。
『障害者』ってなんだかマイノリティーな感じに扱われる事が多いんですけど、眼鏡を使用している人はたくさんいらっしゃるし…。
何も特別なことじゃないんだろうなって改めて感じました。
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