きっと、晴天になる。

@Noruonn

第1話 味噌汁ときっと。

今、私は暇である。とても暇である。

学校に通っていた頃は、テストでは平均点、体力テストも平々凡々。特に大きくできることもなければ、全くできないものない、まさに超凡人、と言ったところだ。強いていえば、並より少し顔立ちが良いことだろうか。会社に就職すれば普通の大手企業のサラリーマン。与えられた仕事はこなしていき、まぁまぁな給料と立場は獲得することが出来た。だがしかし、全くと言っていいほど面白くない。そんな飽きた人生に彩を探すべく、私は今日も平凡に生きていくのである。





「晝崎・・・お前もういい立場なんだから、部下ぐらいちゃんとしつけろ」


そう語るのは俺の上司の高砂 広斗。課長であり、飲みに連れてってくれる良い先輩だ。


「すいません。どうも覚えが悪くて、」

「まぁ頑張ってりゃいいんだけどよ…あと、木下が呼んでたぞ」

「げ・・・木下さんですか、、、」


木下 浩大。性格が悪いで有名だ。我が勤務先サーモンプログラムで、トップを争うほどのクズだ。


「まぁ・・・頑張れよ」






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