第10話 新たな希望
スタッフはゴコクエリアヘと撤退した。
が、時は経った。新たなフレンズが誕生していた。
「ミライさん、フレンズ、増えてきましたね。」
「はい!またいつか戻りましょう!」
「・・・ん?あれは・・・」
「ミライさん、これ見てください!」
「どうしました?」
「この子はフレンズでしょうか?ミライさんと同じような帽子被ってますけど・・・」
「・・・わかんないです、まあフレンズが増えたことは喜ばしいことですよ!」
「ま、まあそうですよね!僕はこの子に興味があるんで、調べていきます。」
・・・しばらく経った頃
「またセルリアンか・・・」
悠は頭を抱えていた。自分もいい年だ。前の騒動の時のような力は出せないだろう。
・・・数年前
悠とミライはそこにあったバイクで走り出した。が、フレンズが一人も見当たらない。
そして、
「ミライさん!止まってください!」
「どうしました!?」
回りを見渡すと、セルリアンに囲まれていた。
このままではパークが危ない。
「ミライさん!速く僕のバイクに!」
「はい!」
「いきますよ・・・」
バイクは急発進した。
そしてそのままセルリアンに突っ込んでいった。
「邪魔だあああ!!!」
果敢にぶつかっていき、セルリアンを突き破った。
〜今〜
もう10代ではない。体力はこの数年で減っている。
デスクワークばかりだからだ。
「ん?」
悠は確かに見た。フレンズが力を合わせてセルリアンと戦っている姿を。
「ハハ、これなら俺が行く必要もないな。」
「さ、アナウンスかけますか。」
「園長より全スタッフに告ぐ。キョウシュウに発生したセルリアンはフレンズの撃退で収束した。繰り返す・・・」
歓声が起こる・・・
・・・1カ月後
「お、こっちに来るのか。」
「あれ?」
悠は確かに見た。フレンズがその船に乗っていた。
そこに見覚えがあるのが1人・・・
サーバルである。
「サーバル、お前・・・そうか。お前はそういう
やつだったな。」
「頑張れよ、フレンズ達!道のりはすごい遠いけど必ず辿り着けるからな!」
「サーバル、頑張れよ。」
おわり。
俺とフレンズ president @hiro1220-_ky
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