登場人物紹介 6

 今までは主人公のカイエン以下、主な人物を書いて来ましたが、あまりにもキャラクターが多くなりすぎたため、今回は第6話「失楽の王」で初めて登場した人物のみといたします。

 他の人物は、「登場人物紹介 5」までに記述があるはずですので、そちらをご参照ください。


 第6話の重要人物が上の方に来ておりますので、これから第6話をお読みになる方は、こちらはご覧にならず、「登場人物紹介 5」をご覧いただくことをお勧めいたします。




・アマディオ・ビダル

 ハウヤ帝国四大アルマのうち、南を守る「コンドルアルマ」の副官だったが、将軍のカスティージョ伯爵が失脚したため、コンドルアルマのの将軍に任命された。あだ名は「からくり人形アウトマタ」。



・マルコス・イスキエルド

 国立大学院教授。専門は、戦史学と政治哲学。大公軍団最高顧問マテオ・ソーサとは国立大学院時代の同窓生。離婚歴あり。一人娘はすでに結婚している。



・トスカ・ガルニカ

 帝都ハーマポスタールに工房を構える、「甲冑師」で「装具師」の女性。カイエンの右足の装具を作成した。大柄な女性で職人気質。



・ロドリゴ・エデン

 ハウヤ帝国アストロナータ大神殿大神官。



獣人の村プエブロ・デ・ロス・フィエロス出身の大公軍団所属の外科医

 結構登場していましたが、名前をまだ考えていません。次に出てくるときには名前を考えます。結構面白いおじさん。



・コロニア・ビスタ・エルモサ署の署長

 大公軍団治安維持部隊では大隊長の位置にある、街中の治安維持部隊の一署長。これも個人名は出て来ませんでしたが、第7話では出てくると思います。いかにも中年のおっさん、って感じの気さくな人……かな?



・医師ベラスコ

 国立医薬院の薬学の教授。



百面相シエン・マスカラス

 奇術団コンチャイテラの特殊変装芸人。年齢不詳。若いのかおっさんなのか、私もわからない。逮捕されて大公軍団に取り込まれる。



・刺青の男

 奇術団コンチャイテラの一員。全身に奇怪な刺青が入っている。



・大公宮奥医師

 カイエンやリリの主治医。これもまだ個人名未登場。



・マトゥサレン島の大惣領

 本名不明。スキュラの元首エサイアスの夫人で、ハウヤ帝国第三皇女アルタマキアを虜囚として監禁し、夫を殺して女王を名乗ったイローナの実家の兄。

 アルタマキアの救出後、「赤い火球(隕石)」の墜落に恐怖した住民達によって、イローナとともに絞首刑に処される。



・カルメラ

 皇帝オドザヤの侍女。処刑された、皇太后アイーシャの侍女、ジョランダ・オスナの姪にあたる。侍女にあがるに際して男爵家の養女になったが、なんとか貴族の奥方になりたいと夢見ていた。

 そこを、ザイオン第三王子トリスタンに付け込まれ、オドザヤに麻薬を盛り、自在に操ろうとした。現在は捕らえられ、皇宮の地下牢に入れられている。



・イベット 

 オドザヤの侍女。カルメラの逮捕投獄により、オドザヤのに一番近い位置で仕える侍女となる。オドザヤの秘密出産に立ち会った。オドザヤの秘密を知る一員となったためだけでなく、目立たないながら仕事には忠実なタイプ。



・イグナシオ・ダビラ

 国立劇場の歌劇の第一人者。でも、似顔絵屋での売り上げでは、大公軍団軍団長のイリヤに負けている。



・ファティマ

 踊りの素晴らしさで有名な高級娼婦。



・シプリアーノ・ジャグエ

・バハルド・ジャグエ 

 バンデラス公爵の長子、フランセスクにザイオン外交官公邸での「仮面舞踏会」で喧嘩を売った、ジャグエ侯爵家の子息達。



・シリル・ダヴィッド(ダビ)

 ザイオンの子爵。第三王子トリスタンの実父。元は舞踏団のプリンシパル。天然芸術家気質のおじさん。政治のことはわからないし、考えようともしない。

 第七話からは、シリル・ダビ、と名乗りをハウヤ帝国風に変える。



・ドミニカ・ホラン

 産婆、婦人科医師。ハウヤ帝国の国立医薬院には女性は入学できず、正規の医師にはなれないため、産婆として産院を持っている。弟子を抱えており、のちにその中から……かもしれません。彼女自身はもう五十代。



・アベル・フルトゥーロ

 ハウヤ帝国皇帝オドザヤが秘密裏に出産した、父親の知れない男児。

 一時的に大公宮で育てられるが、その後、ザイオン第三王子トリスタンの実父で踊り手の、シリル・ダヴィッド(ダビ)に引き取られることとなる。

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