登場人物紹介 2
・ハウヤ帝国帝都ハーマポスタール大公カイエン
帝都の治安を預かる大公軍団を率いる大公。19歳。
「春の嵐」事件解決後、帝都の治安維持権の他に帝都の防衛権も与えられる。ただし、大公軍団はあくまでの大公個人の私兵集団である。
・ヴァイロン
獣人の血を引く帝国軍フィエロアルマ将軍であったが、「春の嵐」事件で大公の男妾に落とされる。事件解決後に復職を命じられたが拒絶する。24歳。
・ハウヤ帝国宰相サヴォナローラ
アストロナータ神殿の神官。
濃い灰色の髪、真っ青な瞳。獣人の血を引いているが、その特徴は現れなかった。
皇帝サウルの私的な内閣大学士であったが、「春の嵐」事件解決ののち、宰相府を与えられ、宰相に抜擢された。
・ハウヤ帝国大将軍元帥エミリオ・ザラ
帝国軍の重鎮であったが、一将軍のままであったのを「春の嵐」事件後に元帥府を与えられ、大将軍に任命された。
・ヴィクトル・ザラ子爵
大将軍エミリオ・ザラの兄。子爵家の当主。
・ガラ
サヴォナローラの獣人の血を引く弟。濃い灰色の髪に真っ青な瞳。狼のような獰猛な顔。
兄によって大公カイエンの元に派遣され、なんとなくその後宮に潜んでいる。今のところ役立たずというか宰相府との連絡係。
・ハウヤ帝国第一皇女・皇太女オドザヤ
「春の嵐」事件後、男子のいない皇帝サウルによって皇位継承の典範を改正ののち、皇太女に指名された。17歳。通称、琥珀の姫。
・ベアトリア王国第一王女マグダレーナ
新しく皇帝サウルの後宮に入った第三妾妃。24歳。ベアトリア王太子フェリクスは弟。
・トリセファロ将軍
ドラゴアルマを率いる将軍。
・マテオ・ソーサ
帝国軍士官学校教授。
戦術学が専門。
・コンスタンサ・アンへレス
皇帝の後宮をまとめる女官長。
・
螺旋帝国の新しい王朝「青」の初代皇帝。
・頼 國仁
カイエンの螺旋文字の先生。
・玄 光雲
螺旋帝国「冬」王朝、第三代皇帝。螺旋帝国唯一の女帝。諡おくりなは「閃蘇帝センソテイ」。
文化を奨励し、女子の官吏や軍人の登用を積極的に行った。
・ジョランダ・オスナ
皇后アイーシャのお付き女官。アイーシャの遠縁にあたる。
・カルメラ
皇女オドザヤのお付き女官。
・トリニダード(トリニ)・コンドルカンキ
マテオ・ソーサの私塾の大家で、女学生。20歳。
・サンティアゴ(ディエゴ)・リベラ
マテオ・ソーサの私塾の学生。両替商の後継。23歳
・ルカ・エヴァンヘリオ
トリニとディエゴの幼馴染。国立医薬院卒業の町医者。
・ホアン・ウゴ・アルヴァラード
トリニ、ディエゴ、ルカの幼馴染。
作家、記者。
・
トリニの父親。螺旋帝国人で故人。武術の名手だった。
・マリア・コンドルカンキ
トリニの母親。故人。
・馬
マテオ・ソーサ教授の私塾に出入りしていた螺旋帝国人。
・玄 星辰
玄 天磊
亡命者。
・ロシーオ・アルバ
大公軍団の女性隊員募集に応募してくる女性。
・ミモ
大公殿下の飼い猫。
・朱 路陽
螺旋帝国新王朝「青」から送られてきた、新しい外交官。
・ミゲル・ルエダ
ラファエル・エステベス
ガブリエル・ボリバル
新設の帝都防衛部隊の隊長付き幹部。「予備役」のおじさんたち。
元、『地獄の天使ども(アンへレス・インフィエルノ)』と呼ばれていたらしい、往年の名? 隊員。
・クーロ・オルデガ
連続男娼殺人事件の五番目の被害者。
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