またも水面下の複雑な人間模様を垣間見てしまってショックが大きいですが、少し安心もしました。
過ぎてしまったことはもうどうしようもないですが、この先本当の意味で共闘して、決戦を勝利に導ければ……。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。戦いの準備段階を終え、いよいよ最終?決戦に臨むというシチュエーションです。(最終かどうかはお楽しみです。)
アキム周辺の事件の真相ですが、本作ではここまで書かれたことが全てです。(執筆時に追加要素の構想はありませんでした。)
小説を公開してから、ちょっと犯人の心理がわからない、というお言葉をいただき、また没案になっていたネタもあったものですから、外伝「×アキムの○魔法士たちの木造船」にて詳しく書こうと思い立ちました。現在、執筆中でして、丁度事件もろもろに関わる大事なところの手前まで更新しています。(1998年10月26日現在)
本作自体も終わり方に様々なご意見をいただいたことから、後日談という扱いになっています。IT技術などはほとんど登場しない、物語重視のシリアスミステリーです。作者の趣味でほのぼのとした後日談にはなりません。(ラストは秘密です。)
よろしければお暇なときにでもご覧いただければ光栄です。
名門故に忌避される様な研究を行えないレッドベース先輩にすれば、何も恐れずに取り組める身分違いのアキムが、羨ましくもあったんですねえ;辛くも悲しい話ですが、既に亡くなっているだけにもうなんとも;
そしてデスティン、謝罪する事無く、和解に相当する実益を提供する事で手打ちとするという、なんというか、ここまで来るとしっかり筋が通っている感じがしますわ。
頭を下げられたところで失った物は戻らないし、ならば謝罪よりも明確なメリットの提案の方が良いという、それを受け入れたアキムも良い男だなあと思う次第です。
そして影の子を出現させないアキムの作戦、どんな形なのかまた読みに来ます!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
デスティンは、自分=正義の男です。臆面もなく姿を現しましたが、判断が間違っているかもしれないなどと考えたことはないでしょう。
思いついたら即、行動という性格は長所と短所両方を備えています。(物語で描いた通りです。)ひたすら考え続けるアキムとは正反対です。
2人の関係は陽キャVS.陰キャなのかもしれません。差別意識のなくなった陽キャと、嫉妬を克服した陰キャが手を組むわけですから、以前ティータが言っていたように影の王とも渡り合えるわけです。
現実にもそんな構図があるといいなぁと思います。(作者はたぶん陰キャです。陰……影の王とか言い出す人間ですし。)