応援コメント

主任魔法研究士(3)」への応援コメント

  • やはりというべきか、アキムに対する嫌がらせは、エキストの仕掛けだったんですねえ; 対してジョースタックさんの返答と、ジョースタックさんに倣い自らの矜持を示したアキム、こうなるとエキストも哀れな感じがしますが。しかし未だアキムに対して、エキストと同じ様な感情を抱く者がいるなら、色々と面倒かも。その辺りはジョースタックさんが適切に対応してくれたりするんでしょうか。
    研究者としてのアキムに必要なのは、たぶん折衝を引き受ける人材というか、腕の良い営業の人なのかも知れないと思う次第・・・研究者なので営業はいらんのかもですが。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    主人公アキムが魔法研究所のリーダーに就任し、仕事が軌道に乗ったところで、無理矢理足を引っ張られそうになるというエピソードです。

    エキストの言い分は完全な逆恨みです。人間を好き嫌いで判断した最悪のパターンといったところでしょうか。

    このエキストというキャラクターは権威主義のグループの中で唯一、苗字が「コア」ではありません。首都生まれではなく、アキムと同じように地方から上京した人物です。

    ここから物語の裏設定ですが、エキストも魔法士になったばかりの頃は苦労しています。デスティンやレッドベースなど首都生まれの人間を近くに置いたのは、地方出身者が権力を得るため必然的な行動でした。

    一方で、田舎出身でありながら実力で這い上がろうとするアキムはエキストにとって嫌悪の象徴です。自分にできなかったことを決して受け入れられないという性分は誰もが持っていると思います。

    アキムの仇役には悪党ばかり揃っているように見えて、実は誰もが普通の人間だったというのが本作の奥底に流れる人間観です。(←作者はつまらない怠け者で情緒不安定なので、理想で書いています。)

    編集済