第三章『来訪者』


《人物紹介》


宇佐美黒衣(うさみ くろえ)

【基礎】身長:172cm  体重:65kg  年齢:15歳  性別:男

    血液型:AB型  種族:人間 出身:日本  イメージカラー:黒

【外見】髪色:黒  髪型:手入れのテキトーな短髪

    肌色:普通  服装:だらしのない

【関係】悪友:大神満月  幼馴染:園咲八重

【その他】趣味:ぼーっと空を眺める、ゲーム  癖:「めんどくせぇ……」

     得意:大抵のことは  苦手:真剣になること

     長所:こだわらないこと……ですかね? 短所:必死になれないこと

     知識:一般的な高校生程度  健康:五体満足

     好きな食べ物:緑茶(熱いやつ)

     嫌いな食べ物:大抵のもんは食べれます

     大切なもの:——


 本作の主人公。音戯学園高等部に通う高校一年生。クラスは1年2組。

 幼馴染・園咲八重の頼みで図書委員会の手伝いをしていたところ、『白い髪の少女』にどこかへと落とされる。

 落とされた場所は奇妙な生物が棲まう奇妙な場所で、そこで黒衣は『本の妖精』を名乗る一冊の本と出会う。

 そして大斧振り回す大男に襲われた黒衣は善戦虚しく敗北し、そして——、




本の妖精(???)

【基礎】身長:A4サイズ  体重:大きな本一冊分  年齢:結構古びてる

    性別:本  血液型:血液?  種族:本の妖精  出身:?

【外見】古びたハードカバーの本


 突如黒衣の目の前に現れた浮遊する本。自称『本の妖精』。

 黒衣の願いを叶えると言い寄ってくる。

 襲撃してきた謎の大男を相手に黒衣と共闘するも敗北。

 意識薄れゆく黒衣の願いを聞き届ける。




大神満月(おおがみ まんげつ)

【基礎】身長:178cm  体重:75kg  年齢:15歳  性別:男

    血液型:B型  種族:人間  出身:日本  イメージカラー:赤褐色

【外見】髪色:赤銅色 髪型:気障ったらしく伸びた髪

    肌色:普通 服装:きっちり着崩している

【関係】悪友:宇佐美黒衣  友人の友人:園咲八重

【その他】趣味:ゲーム、漫画、ケンカ

     癖:男はつい睨んじまう(女は口説く)

     得意:ケンカ、女を口説くこと

     苦手:学校とか仲良しごっこは苦手だ

     好きな食べ物:アイス  嫌いな食べ物:甘いもの


 黒衣の友人。黒衣からすると中学時代からの悪友。

 地元ではそれなりに名の知れた不良で、中学時代はケンカに明け暮れていた。

 黒衣の付き合いで図書委員会の手伝いをするが、

 その風評とは裏腹に、意外と真面目に働いている。




園咲八重(そのさき やえ)

【基礎】身長:162cm  体重:く、クロでも教えられません!

    年齢:15歳  性別:女  血液型:A型  種族:人間

    出身:日本  イメージカラー:桜色

【外見】髪色:黒 髪型:活発なショート 肌色:普通 服装:標準な着こなし

【関係】幼馴染:宇佐美黒衣  友人:大神満月

【その他】趣味:スポーツ、勉強、あとは読書です

     癖:なかなか敬語が抜けません……

     得意:バレーのアタックなら負けません!

     苦手:クロがやってるゲームなどはあまり……

 

 黒衣の幼馴染。

 黒衣の隣のクラスのクラス委員長であり、バレー部1年エース。音戯学園三大委員会の一つにして、エリート生の巣窟『図書委員会』に所属する優等生。

 バレー部の試合が近いため、黒衣と満月に図書委員の手伝いを依頼する。




白色の少女

【基礎】身長:低い  体重:軽い  年齢:?  性別:女?  血液型:?

    種族:?  出身:?  イメージカラー:白

【外見】髪色:白銀  髪型:丸いショートボブ

    肌色:雪のような白 服装:少し袖が余ってる




《用語解説》

本の妖精 … 最近噂になっている都市伝説の一つ。

       なんでも一つ願いを叶えてくれるらしい。


音戯学園 … 黒衣たちが通う地元の進学校。中等部と高等部がある。

       国内でも有数の蔵書量を誇る図書館が有名。


図書館塔 … 音戯学園が誇る、国内有数の蔵書量を誇る図書館。

       蔵書量の増加に伴い縦に増築していった結果、現在のような塔の

       形となったため、生徒らにはもっぱら図書館塔と呼ばれている。


図書委員会 … 音戯学園三大組織の一つ。

        学外からの来館者も多い図書館塔の運営をするため

        役員を教職員や上級生からの推薦に限定した結果、学内でも

        特筆したエリート集団と化した。今では図書委員に選ばれる

        ことが、優等生の登竜門となっている。

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