第十六話『魔女』
「結局、【妖精】の分類ってのはさっきので終わりなんですか?」
少し歩いて、黒衣はさきほどの話を蒸し返す。
「急に来るわね……。いいえ、違うわ。【妖精】の分類は全部で六つ」
六つ。ええっと、その他に分類される【
動物の姿で身体能力に優れた【
強靱な肉体を持った【
王子などの武器を持った者が該当する【
魔法を扱うことに長けたお姫さまのクラス【
……あともう一つ?
「と言っても、これはあたしたち人間が勝手につけた分類だから、例外やそのどれにも当てはまる【妖精】なんてのもいるかもしれないけどね」
「それが、最後の一つなんですか?」
「……いいえ、違うわ」
何故だろうか。黒衣には、今杏が言い淀んだような気がした。
「……どうかしました?」
「……いいえ。なんでもないわ。ただちょっと、嫌な予感がしただけ。きっと考え過ぎね」
何かを気にするようにそう言うが、杏は首を振りその考えを払いのける。
「まぁいいわ。それで、最後の【妖精】っていうのはね――」
「【魔女】、だ」
「「っ――――――――!!」」
突如背後より現れた艶めかしい声に、黒衣と杏は咄嗟に後ろへと待避する。
無駄のない一瞬の行動。後ろへと飛び退いた二人はさっきまで自分たちの立っていたその場所へと視線を向ける。
そこには、一人の女が立っていた。
艶のある長い枯れ草色の髪に、消え入るような白露の肌。その白き肌が映える漆黒のドレスと、鍔の広い烏色の三角帽子。すらりと伸びた長身。その身に宿る二つの果実に、華が咲くような真っ赤な唇。
そのどれもが美しかった。どれか一つでも持ち合わせていたならば、その者は世界に輝く絶世の美女と謳われていたことだろう。
そう言い切れるほど、その美女の姿は完成されていた。
まるで世界に一本だけ咲き誇る紅い薔薇のように。
その美女は、そこに咲き誇っていた。
そんな美女を前にして、黒衣の脳裏には一つの言葉が焼き付いていた。
「……先輩、一ついいですか」
「あら、黒衣くん。こんな状況で質問だなんて、随分と余裕あるみたいじゃない」
「先輩こそ、こんな状況でそんあ冗談かませるなんて、随分と余裕っスね。汗、スゴいですよ?」
「暑がりなのよ」
「奇遇ですね。俺もです」
他愛のない冗談などを交わしているが、二人の言うとおり、その表情に余裕の色は一切ない。
「で、俺の考え過ぎだったら嬉しいんですけど。さっき言ってた六つ目の【妖精】ってもしかして……」
「……少し前にね、とある資料を読んだのよ」
「急に何の話ですか」
「それで、その資料は現在に至るまでに確認された【妖精】について記された資料だったんだけど。中でもあたしの目を引いたのは、危険度ランク最高位――特Aクラスに指定されたある【妖精】についての項目」
「まさか」
「そこで見た【妖精】の名前と特徴は、しっかりと頭に入ってるわ」
どちらのものか、ごくりと喉を打つ音が響く。
「その中に、枯れ草色の髪をした妖艶の美女って特徴の【妖精】が載っていたわ。その【妖精】の名前や能力の詳細は不明。ただ、その出典と扱う【魔法】の特性から、とある呼び名が付けられた――
『茨の魔女』
ってね」
「……魔女、ですか」
奇しくもそれは、黒衣が想像したとおりの言葉。
「【
そしてそんな危険極まりない【妖精】の一体が、まさか目の前に立っているとは。
知らずうちに黒衣のこめかみを汗が伝う。
「で、先輩。『茨の魔女』っていうのは……」
「黒衣くん。アナタ『眠れる森の美女』って童話知ってるかしら」
「アニメ映画なら、子供の頃に何度か」
「そう。なら話が早いわ」
「今それを聞くってことは、つまり……」
『眠れる森の美女』。欧州の古い民話の一つで、『茨姫』や『眠り姫』などの別名で知られる名作だ。
この話は数多くの編纂がなされているが、そのほとんどに共通して登場する人物も当然ながら存在する。物語の主人公たる『眠り姫』。その相手役である『王子』。姫に祝福を与える『魔法使い』そして、姫に眠りの呪いをかけた張本人であり、この物語における悪役『魔女』。
そう。つまり、目の前にいる美女がその――。
「はぁ……。ホンッッット、なんもかんもデタラメだなっ!」
『不思議の国のアリス』に『桃太郎』だけでもどうかしてるっていうのに、お次は『魔女』ときたもんだ。
ほんっと、どうかしている。
「で、その魔女さまが俺たちみたいな下々の人間に何のご用があるって言うんですかねぇ」
黒衣は吹っ切れたように魔女へと語りかける。
安い挑発だ。当然それは無視されるものと、黒衣は見越していた。
「なに。大した用ではない」
だがそれは、意外にも返事が返ってくる。
「ただ、我はこの出来損ないを回収しに寄っただけだ」
言って魔女は、足下に転がるそれへとつまらなそうな
「っ――、黒衣くん!」
「……、いない……」
そこに転がっていたのは、さきほど黒衣がロープで縛り、引きずり連れていたはずの大男の契約者。
ご丁寧にも外されたロープは畳まれ男の傍へと置かれていた。
「…………その子の回収と言ったわね」
姿勢を正して
「ああ、言ったとも」
「ってことは、もしかしなくても、その子にちょっかいかけてたのはアナタね」
「いかにもいかにも。此れに【妖精】と【魔法】を与えたのは、他ならぬ我だ」
いとも簡単に、魔女は真実を告白する。
「そう。随分と正直に教えてくれるのね。聞き出す手間が省けて大変助かるのだけど、何か意図でもあるのかしら?」
「意図? そのようなものはありはしない。
「完っっ全に舐められてるね、あたしたち。面白くないわ」
「我はそうでもないぞ。少しだけ、お前たちに興味が湧いた」
徐々に腹を立てていく杏とは裏腹に、魔女は余裕たっぷりの薄い笑みを浮かべ、淡々と答えていく。
「そこのお前」
と唐突に、魔女は黒衣を指し示す。
「俺?」
「ああ、お前だ。お前、まさかとは思うが、名を
突如名前を呼ばれ、黒衣は面食らう。
「ああ……。そうだけど……」
「ふむ……。そうかそうか、やはりそうか。そうであろう。そうであろうと思っていたぞ。どれどれ――、
もっとよく顔を見せろ」
「――――――――」
突然。それは突然、魔女の声が耳元で鳴ったと思ったときには、既に魔女は黒衣の正面へ顔を寄せ、白魚のような指を黒衣の顎へと這わせていた。
「黒衣くん――――っ」
杏の声が聞こえた瞬間、黒衣の足が地面を見失う。
「ぐ、お――――!?」
続いて腹部への衝撃。突如黒衣を襲ったその衝撃は、黒衣の体を宙へと転がし、地面に投げ捨てる。
「『に』『ほ』『へ』『と』『ち』――――、行って!」
そうしている間に、杏は五本小太刀を展開し、一直線に宙を走らせる。
狙いは当然、魔女――――。
「『茨』よ」
それは見事なまでの行動の連鎖。魔女による突然の接近から僅か一秒余りで攻勢へと展開させる。それは杏の戦闘経験の為せる業か。
だがその見事な高速の攻撃も、魔女はいとも容易く防いでしまう。
突然現れた、その壁によって。
「なるほど……。それで、『茨の魔女』ってわけ」
杏の繰り出した五つの刺突を受け止めたのは、地面より伸び出でた茨。その茨によって幾重にも編まれた『茨の壁』だった。
「随分と、無粋なのだな。男と女の逢瀬を邪魔するなど」
「それはどーも、失礼したわね。まさかアンタたちがそーいう関係だったなんて、知らなかったものだから」
そのようなやりとりの傍。杏の機転により吹き飛ばされた黒衣が起き上がる。
「無事ね、黒衣くん!」
「……美少女に蹴り入れられたんで無事じゃないです」
「あら? ご褒美じゃない」
「それは! 特殊な趣味の人だけですよ」
まったく。この状況でよくもまぁそんな舌の回るものだ。むしろ感心すらしてしまう。
「で、聞きたいんだけど。アンタに魔女の知り合いがいたなんて、あたし初耳なんだけど?」
「でえそうでしょうね。あいにく、俺も初耳ですよ」
「年上が好きなのかしら?」
「好きになれば、年齢は関係ないと思いますよ」
「…………ロリコン」
「おいちょっと待てぇ! 今何つった今!!」
思わぬ風評被害に、黒衣は思わず声を荒げて反論する。
だが杏はその反論には取り合わず、魔女を見つめる。
(相手は【魔女】。だったら、今のは身体能力によるものではなく【魔法】と考えるのが普通。そうでなきゃ、あたしが接近にすら気付かないわけがない。となると……)
「黒衣くん、時間稼いで」
そんなことを、小声で呟いてくる。
「はいぃ?! そんなのどうやって――」
「いいから!」
有無を言わせない杏に、黒衣は仕方なしにと了承する。
しかしどうしたものか。
「あー……、えっと、それで、その魔女さんは俺なんかに何の用なんですかね? 俺、【妖精】の知り合いはあんま多くないんですけど」
とりあえず会話でも試みてみる。幸いにも、相手に黒衣に興味あるらしい。これでなんとか乗ってきてくれれば……。
「なに、お前の話は我が【読み手】より聞かされていたものでな」
「読み手?」
「契約者、主人のこと。【妖精】と契約を結んだ、ね。ということは、契約者がいるのね」
契約者がいる。それはつまり、既にこの魔女は人の世界へとやってくることができるということ。
「それで、その【読み手】っていうのはどこのどいつだ? 俺のこと知ってることは、俺の知り合いってことだよな? 一体どんな話をして――」
「つまらないとは思わないか?」
「――なに?」
黒衣の言葉を無視して、魔女は問いかける。
「この世界を、この変化なき凡庸たる世界を、お前はつまらなく感じたことはないか?」
「…………何の話?」
何の脈絡もないその言葉に、杏は顔をしかめる。
杏が理解できないのも当然だ。杏どころか、この言葉の意味を真に理解できるものなど、おそらくはいないのだろう。
ただ一人を除いては。
「お前、は……」
「我はあるぞ、『迷い児』よ」
「!?――――」
言葉が出てこない。
生唾を飲もうと喉を動かすが、渇いた喉はひりつくばかりで一向に流れてはくれない。
目の前の魔女が何を言おうとしているのか。何を言っているのか、黒衣にはわかる。
それはただの、単なる問いかけだ。意味なんてあるとは思えない。人生がつまらないと感じる人間なんて、今も昔も山ほどいる。
だが違う。そうではない。
この問いかけはそんな有り体な、一般的によく耳にするようなものではない。
その問いかけは、黒衣に対する問いだ。
杏でも誰でもなく、黒衣に、向けられたものだ。
だとするならば、黒衣にはある疑問が生まれる。
「お前は…………知っているのか?」
話がわからず、杏は怪訝な表情をとる。
だが既にその様子を、黒衣には見えていない。
黒衣の瞳に映るのは、薔薇のように紅い唇の、その動きだけ。
そしてその紅の花弁は――、
「ああ。もちろんだ」
そう、花開く。
「黒衣くん?」
杏の声が、どこか遠くに聞こえる。
だけど今はそんなこと、どうでもいい。
「辛かっただろう、誰からも理解されぬということは。我ならば理解できるぞ。お前の気持ちが。お前の心が。お前の感情が。何故ならば、我もお前と同じだからだ」
「っ……」
「お前さえ良ければ、我と共に来ぬか? お前の願い、我となら叶えられるやもしれぬぞ?」
その台詞が頭の中で反響し、知らずうちに黒衣の身体は動いていた。
「え、ちょっ――、黒衣くん!?」
自ら動いたのか、それとも魔女の方から来たのか。いつの間にか目の前にあったその白い手に、黒衣はゆっくりと、手を伸ばす。
「さぁ」
「黒衣く――――、
「ばっ、ーーーーーーーーーーーーっかもーーーーーーーーーーーーん!!!」
その声と共に、先ほどとは比にならない衝撃が脳天を突き抜ける。
「!?っっっ――――――――、ってぇええなぁ……、何すんだアリス!!」
そこに現れたのは、黄金の髪をはためかせ、水色と白の
アリスは日傘を長槍のごとく振り回し、黒衣の脳天を峰?打ちしてから、顎先へと突きつける。
「それはこっちの台詞だ! お前こそ何をしているか!」
「ぅ…………、何って、それは……」
「そいつは敵だろう! 何故そのような者の手を取ろうとしているのかと聞いているのだ!」
「っ…………」
「なんだ? ダンマリか? 都合が悪くなれば口を噤むのか? この意気地無しめ!」
「お、俺は――」
「言い訳なぞ聞くと思ったか、馬鹿者め!」
「どうすりゃいいんだよ!」
あーだこーだと、黒衣とアリスは目の前に【魔女】がいることも忘れ口喧嘩をおっ始めてしまう。
「はぁ…………」
そんな二人を見て、杏はより一層大きなため息を吐いて頭を抱える。
「どうしてこうなるのかしらねぇ、ほんと……。もういいわ。やっちゃって、桃」
「応」
二人の口論を無視して、金属音が烈しく鳴り響く。
見れば後方には一閃の刃が閃き、それを『茨の壁』が防いでいた。
「ほう。今のを止めるか」
現れたのは、紅白の
「
「すまないな。私も、本来なら女性を相手にこのような不意打ちまがいなことはしたくはないのだが、我が侭な主人の命では仕方ない」
言いつつ桃太郎は刀に力を込めるが、植物であるはずの茨は一向に断ち切れない。
「カッコつけてるとこ悪いけど、あたし、隠密行動って言ったわよね?」
「それなら、そこで口喧嘩している二人に言ってくれ。私はちゃんと姿を消していたはずだが?」
ちらりと見た視線の先には、未だそっちのけで言い争う黒衣とアリスの姿。
「はいはい、わかったわよ。なら、言葉よりも結果で示してよね」
「承知――」
頷く代わりに、桃は剣撃を繰り返す。
首、腹、脇。その一撃一撃全てが相手の急所を的確に狙った必殺の一撃。
だが、そのどれもが魔女の柔肌を裂くには至らない。
必殺に匹敵する剣撃を、茨が全て受け止めているのだ。
まるで蛇のように。魔女の周りを流動し、ピンポイントで剣撃を弾き返している。
普通なら壁にすらならないだろう。だがこの茨の強度は普通のそれと比べるべくもないほど硬く、その手応えは鋼鉄と紛うほど。一合し合えば金属音が鳴り響き、速度が増すに連れ火花が煌々と散っていく。
「埒が明かんな」
数秒の膠着状態の後、先に動いたのは桃。
踏み込んでいた足を一歩下げ、刀を脇に携える。腰は深く落とし、四股を踏むように重心を下げる。
零コンマ数秒の静寂。僅かばかりの隙にすら思えるその合間に、防御に徹していた茨が桃太郎の喉元へと殺到する。
「――――『
そう呟いた刹那。呟きは風に消える。
上段へ鋭く振り抜いた刀は風を喚び、茨ごと魔女を包み込んでしまう。それはあたかも、魔女を中心とした台風。局所的に発生した暴風雨だ。
だがそこに台風の目など存在しない。風は中に取り込んだあらゆるものを斬り刻み、決して生かしはしない。 だが――、
「む」
時間と共に旋風は霧散し、中の物を解放する。
しかしそこにあったのは、桃の予想に反した物体。
それは、人の大きさほどの、緑の三角錐。
それが茨で編まれたものであることは誰の目にも明らかだ。
「引き籠もったか」
一瞬でその物体の意図を桃は看破する。
鋼鉄をも超える硬度の茨に包まれたそれは、まさに絶対防御を誇る鎧。
切り裂くことはおろか、爆弾の一撃にすら耐えかねない代物だ。
だがそれを見ても、桃は表情を一つ変えず、どころか、
「好都合だ。逃げられるより、何倍も楽だ」
そう言って刀を納め、茨の揺り籠から距離を取る。
ゆっくりと。ゆっくりと。リノリウムの床を草鞋が踏みならす。
その変化に気付いたのは、杏だけ。
鞘の中。納めた刀の刀身から、溢れるような光が漏れ出してくる。
「岩戸に篭もし大日霊、我が刃にて常世を照らせ」
その言葉と共に、鞘から溢れ出る光の量も増えていく。闇夜の如く暗いこの空間が、まるで昼間のような陽光が見晴るかす。
「――――『
ゆっくりと、桃太郎は刀を抜き放ち、振るう。
さっきまでの華麗なる剣技とは比べるまでもなく、それはスローモーションのようにゆっくりと。
だが陽光の閃きは音もなく、茨の揺り籠を裂いていく。
「おや?」
かぐや姫の竹のように、茨は斜めに切り開かれ、中から魔女が姿を覘かせる。
「これはこれは。まさか我が茨をこうも容易く切り裂くとは」
変わらず感想を述べる魔女だが、その体は茨に合わせて真一文字に切り裂かれている。
「……これで死なんとは。やはり魔性の類いということか」
「いや、そんなことはないぞ。通常ならば我もとうに死んでいる」
――と、魔女は不意に桃へと手を伸ばし、触れる。
「っ――――」
あまりに自然な動きに、桃の反応が一瞬遅れ、
「――――桃っ!」
魔女はその身を茨に変え、桃の肌を切り裂いていく。
「っ――、小癪な!」
咄嗟に振るった刀は風を起こし、辺りを巻き込んで茨を切り裂く。
さきほどまでの硬さが嘘のように茨は容易く裂け、霧散する。
『なかなか楽しかったぞ、サムライよ』
だが魔女の声は消えることなく、辺りに響く。
『迷い児よ。我はいつまでも待っているぞ』
風もない空間に風が走り、声はそよ風と共に消えていく。
「ちょっと待ちなさい! アンタの目的は、何!?」
呼び止める杏の声に、風は一瞬の静寂の後――、
『妖精の――――物語……』
と、ただそれだけを残して、風は消え去ってしまう。
後にはただ佇む桃と杏と、口論をやめ一部始終を静観していた黒衣とアリスだけが、暗闇を落とした空間に残っていた。
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