番外編:雑誌『満洲良男』所蔵館リスト

『満洲良男(旧:ますらお)』と言う雑誌があります。

 満州国で発行されていたなのですが、

 様々な事情により現在、ほとんど現存していない状態です。


 それでも、わずかながら国内に残っている号もあります。研究対象としての価値は高いものの、しかし散在しており知られているとは言い難いようです。

 なのでひとまず、「これだけ現存はしています」と言うことで。


※資料の状態、扱い(閲覧・複写の可否など)は蔵書先に依ります。また、古い資料ですので状況が変わることは十分ありえます。


 130号 さいたま文学館

 134号 日文研(国際日本文化研究センター)、京都

 135号 国会図書館

 137号 さいたま文学館 ※一部落丁あり。

 138号 町田市立図書館

 139号 さいたま文学館

 150号 大阪府立中之島図書館(織田文庫内)

 160号 徳富蘇峰記念館、神奈川 ※別冊のみ。


 (号不明) 大宅壮一文庫?


 この他、当方が確認できていない所は各地に残っていると推測されます。お近くの所蔵館をご存知の場合、リストに追記したいのでお知らせ頂けましたら幸いです。

 特に140号(1943年6月号)本誌を強く探しています。


4月21日追記:

櫻本富雄『日本文学報国会 大東亜戦争下の文学者たち』(1995年、青木書店)を読んでいましたところ、以下のような記述に突き当たりました。


「委員会担当員/満州良男編集委員会 石塚友二」、同著p135


戦時下の俳人にこんな過去があったとは……。


4月24日追記:

127号から『満洲良男』になったようなのですが、

旧称『ますらを』の所蔵館もあるようです。


 100号 土屋文明記念文学館(群馬県)


5月13日追記:

『満洲良男』は文学雑誌サイズです。300p未満と薄め、紙質も良くは……。

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