第3話 大阪圭吉の未確認作品を求めて。(途中経過)
ここでは4月4日現在で捜索中のものと所在が判明したもの、余裕ができればあたる予定の資料を挙げておきます。随時更新予定です。
一人で調べるには膨大な量なので、地元の方は手伝って頂けると助かります。
資料は各地の文学館・資料館に存在している場合がありますので、この他にご存知の方はお知らせ頂けましたら幸いです(特に『戦線文庫』(興亜日本社)と『にっぽん』(名古屋新聞社))。
新規確認済み
※正確には「掲載誌の所蔵確認済み」ですので、具体的なタイトルについてはいったん取り下げます。現在のところ2作ですが、場合によっては3作になりそうです。
照会/調査継続中
※確認中です。
・『村でたった一枚の結婚服』 ※雑誌『満洲良男』(満洲雑誌社)、推定140号掲載。
該当誌は日本および中国に散在しており、順次確認しています。ひとまず、146号(該当年12月号)には未掲載でした。
3月29日追記:関東在住の大阪圭吉ファンの方から情報を頂きました。130号、137号、139号には未掲載だったとのことです。また、たびたび発刊されていたらしき別巻には小説の掲載がないため、やはり140号本誌が有力と見てよさそうです。
4月4日追記:大連市図書館に問い合わせました。
2020年追記:広島市の所蔵誌を調べたものの、手がかりはありませんでした。
・『情死』 ※雑誌『近代生活』(百貨サービス社)掲載。
おそらく該当号ではないものの、広島市立図書館に一冊現存しています。同名の雑誌は複数ありますが、発行元はこの会社のものです。
4月4日追記:発行元を調べるべく、二次資料を取り寄せました。
付記:『門出の靴』は2018年11月に刊行される盛林堂さんの新刊への収録が決まりました。お探し頂いていた方は、ありがとうございました。
・『門出の靴』 ※雑誌『新天地』(早稲田大学出版)掲載。
日本近代文学館や早稲田大学に所蔵あるも、おそらく該当号ではありません。また、国会図書館に所蔵されているのは満洲にて発行の同名雑誌で無関係です。個人で所蔵されている方はいるらしいのですが……。
・『(タイトル不詳)』 ※謎の長編原稿。甲賀三郎に託したとされる。
探されていないであろう場所があるため、照会予定です。
※文庫に収録済みです。
・『主なき貯金』 ※掲載誌不明、大政翼賛会依頼分。
不明瞭な部分が多いものの、時期的に調べるべき資料は有限なので確認中です。掲載自体されているなら見つかると思います。 ※捜索範囲が広いため、別途末尾に記載しています。
付記:
以下の本は『主なき貯金』推定発表時期(昭和18年7月前後)以降の大政翼賛会本で「載っていなかったもの」です。追って調べる方の二度手間を避けるために記述しています。
4月30日現在
・『全国隣組貯蓄優秀事例』
・『黒船』、昭和18年、1月号~6月号
・『少國民の友』、昭和18年、4号~9号
・『海運報國』、昭和18年、6月号~12月号
・『体育日本』、昭和18年、6月号~12月号
・『産業之日本』、昭和18年、6月号~12月号
・『週刊少國民』、昭和18年、7~8月号
・『日本婦人』、昭和18、9年全号
・『婦人倶楽部』、昭和18、9年全号
・『こよみの研究』、昭和18年
・『歴代御製集』、昭和18年
・『協力会議讀本 : 指導者たちのために』、昭和18年
・『大政翼賛運動提要』、昭和18年
・『国民貯蓄増強のしるべ』、昭和18年
・『賀陽宮殿下台臨紀要』、昭和18年
・『世界動乱と必勝の国民体制』、昭和18年
・『勤皇護国烈士小伝』第一編、昭和19年
・『興亜の礎石 : 近世尊皇興亜先覚者列伝』、昭和19年
・『勤労芸能指導資料:十分間演劇脚本集第1輯』、昭和19年
・『銃後の戦果:貯蓄指導者を訪ねて』、昭和19年
・『戦時貯蓄と我家の生活設計』、昭和19年
・『決戦下の国民運動』、昭和19年
・『正しい勤勞藝能 : 勤勞藝能指導資料』、昭和19年
・『戦時貯蓄と我家の生活設計』、昭和19年
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