第40話小人たちのもんだい

どうにもこうにも王国は小人たちの住みやすい場所ではなかった。

そういうことですぐ近くに小人たちの町ができ。

王国に来る小人はスタタと!はや走りであったりした。

ちょっと変わった荷車で小人たちのバスツアーぽいことをしてる国民もいた

さとし「どうも住みづらいらしい」

さつき「ほんとそうよね」

はじめ「どうしたものかな」

さとし「屋根に道を作ろうとしたけど小人たちじゃ逆にあぶなすぎるしな」

「道の端っこでも店を出た途端に俺たちがこけてしまうし」

はじめ「そうだいいことを考えた!」

さつき「なになに?」

「小人たちの町が出来ただろ?」

「あーうん」

「そこに店のゲートを一個一個つなぐんだよ」

さとし「おーそうか!!」

さつき「いい考えかも」

さとし「じゃあ一個一個張りぼて作るか?」

はじめ「ああコンクリートのな」

さつき「そうと決まればやってみたいことが」




さつきは合成箱を膝元に置くと花を持ってきて花びらを集めて花汁を合成ボックスに入れた

そしてペンを入れる。

「よしできた色ペン」

「へえその色ペン結構広範囲に塗れるんだな」

「一回の点で全部塗れるの予想してたけどそううまくはいかないみたいね」

「自分からしたら結構うまくいってるように見えるけど」

「そうね」

「んー!やっぱりさ奥行きのある長屋みたいにしたほうがいいかもそのほうがバランスいいというか」

「あー倒れにくいのね」

「そうそう」

さつき「あっちで直接作らない?」

「そうだな」

「支柱コンクリートペンも持っていかないとな」

「入ってる入ってる」


座りながら小人たちと一緒に町を作り始めた。




そして問題は店のどこに出入り口を付けるかだ

店主「んーそうだな商品が見えるところがいいんじゃねえか?」

「それもそうだなとなると上か」

「棚の少し前に道をつくるか」

「落ちないように□のアクリルをつくるぞ」

「L字型でいいと思うわ」

「店主さんいいか?」

「ええ20cmぐらいでしたら別に問題なく」

ちなみに小人たちの身長は大人で10cmぐらいだ

「でもさ子供たちはこれのせいでかえなくなるかもな」

「じゃあ階段つけるかL字のを下に下げて」

「そうするか」

そんなこんなで店の棚に田の字の通路が出来上がった

ゲートは横から出てくる感じだ。

次から次と同じようなことをしていきついには。ほとんどの店のゲートをつなげることが出来た。

小人たちの町にも王国と同じような店並みができあがっていた。

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