第15話 行商

しかしどうする?

「荷車って自分たちに必要なのかな?」

「ゲートをくぐるにも引っ張らないといけないし」

「町も歩いて回らないといけないし」

「やっぱりいるか」


==物売り場==

「荷車をさがしてるのですが」

「あーあっちで売ってたぞ」

「1~2人ぐらいで引けるやつがいいんだけどな」

「ここの小さいのが600ガルか」

「じゃあ残り600ガルになるのか」

「どうする?」

「まてよ・・この荷車買ったとして」

「この荷車の大きさの板とかどうやって運ぶんだ?」

「じゃあ手ぶら?」

「この板買うか人が通れるぐらいだ荷物も通せそうだ」

「1年前にいってくる」

「置いてきたよ ここにあるな」

「えっと・・・どうすればいいんだっけ?だぁ・・めんどくさい・・」

【時空ペン新たな機能が追加されました】

「おおおっなんかきたー!」


=========

時空ペン


つなぎゲート(符号ゲート) 500ガル


符号が同じゲート同士を移動できるゲート

符号は数字または文字なんでもよい

=========




「もしかしてこれ・・・」

ここに○をかいてここにも○をかいて符号は01

「よしここにものを入れよう」

「あっでてきた!!!」

「ほんとタイミングいいな」

「これがあれば行商がすごく楽になるはず」

01はけしておいた




次の日から

村人とともに行動することにした

モンスター狩りを村とか町伝いで行ってほしいと頼んだ

ギルドは他の町にもあるのでそこでも出来る

○○町01~10までの符号ゲートはもう書いてきたのであとは○○町01とか書けばあの町にいける

あの町で装備とかそろえてきたみたいで村人も戦いやすくなっていた


ちなみに時空ペンで書いた線は時空ペンのフリック消しゴムじゃないと消えない 壊されると効果はなくなるが

一応消される心配はない


壊される心配のないような人目のないような壁などを選んでそこにゲートをつくる

装備とかそろえてきたせいか狩りのやる日は村人たちは4000~5000ガルぐらいの収入を得ることになった


ゲートをつくると地図にこの町は何番かとか書いていった自前の地図も買ったらしくそれにも書いていく


そして初めての港町についた

この町はハロンというらしい


ここの世界でも船はあるらしく漁が行われていた



売ってるものは町ごとに全部値段をノートみたいのに書いていくことにしている

村人(商人)にいたってもそれをしていた。



こっちの魚はそんなに変わっていない変わってる魚は居るが

漁は帆船で行われていた



今度山の方に行きたいと言うと村人商人が荷車を買っていた。


売り物のほかに武器とか防具とか載せるのに役にたっていた。

「おうこれは楽でいいな」


はじめ「あーそいえば○○町01とかじゃなくて○○町-XX町って風にしたらどうかな?」

「そっちの方がいいの?」

「だって01とかだとどこだか マップに書いたやつを見ないと分からないし」

「あーすぐ分かるよね」

「じゃあそうしよう!!」




==山の町サンフィル==


さとし「山にあって海にないものといえばやっぱり山の幸ですか?」

村商人「そのとおりだな」

はじめ「じゃあ逆も然りなのか」

「そうそう!山には海の幸が必要になる」

自分たちの財布には600ガルあった!


さとし「じゃあ魚買ってこようか!」

はじめ「そうするかー」

はじめ「空になった荷車少し借ります!!」

「あいよー」

「じゃあこれ通せるでかめのゲートつくってくるから」





「よしゲート完成」

港町と山の町がゲートでつながった 荷車ごと通った

魚屋だ

はじめ「山の町で売れそうなものください!」

魚屋「おう行商かい!いくらぐらい持ってるんだい」

はじめ「まだ始めたばっかりで600ガルですね」

魚屋「ならここら辺の魚かな」

「じゃあ550ガル頂戴するよ」

「温めて腐らすんじゃないぞー」

「はいー」


===ゲート通過===

山の町

店の人「おおー質がいいねこれなら750ガルぐらいかな 新鮮だからおまけしておくよ」

はじめ「おおーかなり値が上がった!!」


他の商品がないかと村商人に聞いたりして


何度も海の幸と山の幸を売り買いしていった


はじめ「荷車が大きかったらもっと行けたんだろうけど」

「そうだねー」


何日か経って返せる程あったので2000ガルほど村人に返しておいた

「仕方ないことだけどゲートを使ったやり方は不思議がられるわね」

はじめ「不思議な人って認識があるから大丈夫とは思うけど」


村人「そいやもうそろそろ帰るのか?」

さとし「別に決めていないですね」

「じゃあもうしばらくしたら洞窟の近くの王国に行きますか?」

「王国かー!一度行ってみたかったな」

「そこ行ってから帰るわけか」



王国に向かった

王国城下町は何でも店が揃ってた


それからゲートをくぐり

帰ってきた


萩村に


それから1日ほど置いて

「やっぱりさ殿様に話さないか?」

「んー何を?」

はじめ「異世界にいけるゲートのこと」


はじめ「あと異世界のゲート新しくここら辺の近くか江戸の近くにつくっちゃわない?」

「それでそのゲートのことも殿様にいうの」

さつき「こんなゲートを発見しましたみたいな?」

「そうそう」

「たしかにまあ未来に影響はないし 失敗したらやめさせればいいしな」

「そうだとおもってたけど失敗したらやめさせれる?」

「過去の自分と会うのなんか怖くない?」

「まあ怖いよね」

「なんかパラドックスが何とかで宇宙が爆発とかなんとかって聞いたことも」

「紙だけ置いてくるとか?その作戦はやめとけみたいな」

「まあそんなところだな」

「まあ現在に影響与えないしな大丈夫だろう」

「そうだね」

「うん」

さとし「そうだとすれば3日後に飛んでから行った方がいいな」

はじめ「というと?」

「3日後にとんでから江戸に行って失敗して やり直す時にその1日前とかに飛んでやり直そうと思ったけど時間たったら過去の自分らが行動起こしちゃうな」

「まあでもなにかいい方法があるかもだから一応3日後に飛んでから行くか」





===3日後===

「殿様に報告に行ってきます」

村人「おうそうかそうか行ってらっしゃい!」


はじめ「やっぱり萩村と江戸は2里(8km)はなれてるから半分のところにゲートつくったほうがいいんじゃ?」


さつき「やっぱり少しは離れてる方がいいよねモンスターでてくるかもだし」

さとし「じゃあそこにつくろう」


さとし「やっぱり洞窟みたいにいわばがいいよね」

「いわばでもかけるの?」

「うんやってみたことあるけど出来るよ」

「四角めのがいいと思う」

「あとでかいのがいいね」

「そうだね」

「戦車が通れるような 戦車の高さまでいらないけど」

「うんまあ高さは手の届くところまでにしとくよ」

「了解~」

そんなこんなで広いゲートができた


「やべつくったはいいけどここ守る人だれもいないな」

「誰にも言ってないね」

「見る感じモンスターいなさそうだけど」

「萩村にいくかここ守ってもらおう」


萩村に行ってつれてきた もちろんゲートを使って戻った

そして江戸についた。


「殿様にモンスターの根源の報告にきました」

番人「おうあんたらか話は聞いてるよ入れ!」



==殿様の間==


「おうそなたらか報告にしにまいったと聞いたが」

さとし「はい実は報告したいことが二つほどあります。」

「話してみよ」

「ひとつはモンスターの出所ですが大穴のしたの洞窟でした」

「ほう洞窟の中にモンスターがいるのか」

「いいえ違います洞窟を抜けたところにあるのです」

「正直に言いますが・・実はそこは地球ではないのです」

「地球ではない??それは一体?」

「他の星なのです」

「またおかしなことを・・洞窟を出たら他の星に?」

「はい!何か不思議なもやがかかっているのですが それをくぐると他の星にいっちゃうのです」

「まあ嘘は申さないと思うがなんとも不思議な話だ」

さとし「はい実はもう一つの話もそれなんですここから萩村へ向かう途中の岩場にその星への入り口ができてました」

「ほほう!もう一つ出来ていたとなそれも同じ星なのか?」

「そうです」

殿「私はそこに行ってみたくなった よいな?」

家臣「はい!準備をさせます」

殿「そなたたちも行くか?」

家臣1「はい行かせてもらいます」

家臣2「私は城を守ろうと思います」

3人ほどの家臣が付いてくることになった兵士も30人ほど引き連れて

はじめ「ではその場所まで案内します」

家臣「よろしく頼む!」




==岩場ゲート前==


殿「確かにもやがかかってるな向こうに見たことない風景が広がっている」

「では参ります」


==異世界==

殿「おおーーったしかにここは見たことのない場所だ」

兵士「なんだここは」

はじめ「ここからモンスターがやってきたんです」

「この星の人間もいます」

「ここから入ったのは初めてなのでちょっと場所が分からないですね」

さとし「はじめあれ!王国じゃない?」

「あっ本当だ!あれが王国です 城と城下町みたいなものです」

「なるほど異世界の王が住む場所か」

「はいそうです」

殿「もちろん話す言葉も違うのだろうな」

「いえ相手も日本語を話します」

家臣「異世界といったではないかここに住んでる人は日本人なのか?」

「いいえ見たら分かりますが日本人ではないです」



王国につき城下町をみて

城の番人に話してる

殿「家臣よ説明してまいれ私はここの王と話したいのだ」

家臣「はい」

番人「変わった人たちだな何のようだ?」

家臣「私たちは遠い場所よりやってきた。そしてこの方は私たちの殿である徳川様だ ここの王様に会いにきた話をさせてほしい」

番人「とりあえず話だけ通しとく?」

番人2「そうだな」

番人「あい分かった確認するので待ってほしい」

会っていいそうだ




王様「異国のお客さんだと聞いたが今日はどのような御用で?」

殿「私は徳川と申す 初対面でこんなことを言うのもなんだが異国ではない他の星からやってきたらしい」

王様「・・・・と言われても なぜそう思うのだ?」

殿「ここにきた時から植物が私の知る者とちがっていた。後証拠ならある私たちがやってきた岩場の穴だ そこをくぐれば私たちの星につく」

王様「たしかに見たことのない格好だ 変わったことを言う人たちだが」

王様「よし、誰か確認に行って参れ」

確認がとれて話を再度始める


殿「実はその穴のすぐ向こうに私たちの城があって、戦争などしないであろうが念のために和議を申し入れに来たのです」

王様「なるほど、未だに信じ難いが本当のことらしい 争う理由もないので和議を受け入れようと思う」


二人はギルドやモンスターのことなどを話していた。

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