第8話「3人の作戦会議」

さとし「さてこの村をどうやっていくかの作戦会議はじめまーす」

さつき「はじめまーす」

はじめ「はじめますー!」


さつき「はじめでーすじゃないの?」

はじめ「はじめまーすだよ」


さとし「じゃあ誰から?」

さつき「私から」

さとし「ではどうぞ」

さつき「古着を現代から集めてこっちにもってこようかと」

はじめ「要らない古着をこっちに?」

さとし「なるほどなー」

さつき「そしたらここの村の人今時の格好になるよね」

はじめ さとし「なるなる」


さとし「自分は要らない家電をこっちに持ってこようと壊れたやつとか」

はじめ「壊れた家電なんてこっちの人直せないよ自分たちでも」

さとし「そうなんだよね何か技術向上になるかとおもったけど」

はじめ「だめでもともとだよ なんか電気関係の本とか買ってきたらいいんじゃ?」

さとし「そうするか」

はじめ「土木関係とかの本とかも」

さとし「それもいいな」

さとし「それではじめは何を考えてきたの?」

はじめ「新たな野菜と果物作りかな」

さとし「おおーいいね」

さつき「いいね」

さとし「そしたら農業とか農作の本とかもいるな」


はじめ「もうひとつやってみたいのはさ やっぱりコンクリをこの時代でやってみたい」

さとし「それね」

さつき「じゃあタフポリマーとかは?」

さとし「新しすぎるだろそんなの売ってないって」

はじめ「え?なにそれ」

さとし「テレビで言ってたんだけどなんか車とかの新しい素材になるらしいとか」

はじめ「ポリマーってあれ?匂い取りとかに使われてる水を吸い込むと大きくなる」

さつき「そそオムツとかに使われてるやつだよね」

さとし「それそれ」

はじめ「あんなやわらかいもので車つくるの?」

さつき「なんか水分とって工夫して硬くするとか言ってたけど」

さつき「あれが売ってないってことぐらい知ってるし」

はじめ「よく分かんないけど未来いけたら買えるかもな」

さとし「やっぱまだ未来にはいけないみたいよ」

はじめ「過去これるだけましだけどな」

さとし「そうだなー」









この村にはほとんど土地だけであって

10軒ほどの家がある感じだった


家臣の話だと

どうも領主的な立場になったらしく

挨拶に来る人もいた

10軒に住んでる人はそれぞれ畑をもっていて

名前は萩村はぎむらっていうらしい


村の役割というか身分は

村長=名主(庄屋)

村長の補佐=組頭

村人・農民=百姓


こいう感じらしく


自分たちは名主にあたるらしい


石ごくというあらわし方で

この村は300石の村になるらしい



名主の家はそれなりに大きく

人も集まれる感じだった



さとし「テレビここで皆でみれるなーDVDだけど」


さつき「さっきみたけど鉄の桑もこのころからあったんだね木かと思った」

さとし「耕運機 手で押すタイプだと3000~14万ほどらしいね」

さつき「あらかじめ調べたの?」

さとし「いや今ネットで調べた」

はじめ「ネットなんてこの時代つながってないでしょ」

さとし「ほらここにゲート開いたから手だけ近づけてこうすればネット見れる」

はじめ「まじかよ」

さとし「うん丁度空き地だし人居ないしね」

はじめ「じゃあこのままあっちの草をむしりっと

    現代の草こっちに持ってきたよ」

さつき「スゴイナ!」

はじめ「棒読みヤメテー!」

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