第6話


「つっっっかれた…。でもおかげで綺麗にはなったな。」


朝から始めた掃除だったが気付けばもう夕方になっていた。


それでも店の外観は周りがすっきりして、オシャレなツリーハウスが見えるようになった。



「さて…次は店の中か。厨房も気になるしな…」


綺麗になったツリーハウスを登る。新しい地に来たことを少しずつ実感して胸が高鳴る。


入り口の戸を開けるとテーブルやイスが綺麗に並んでいた



「結構綺麗だな…。まるで誰かが掃除したみたいに…」


店内を見回したその時

ガラガラガラと厨房から何か崩れる音が聞こえた


…誰もいないはずだよな?え、何?ポルターガイスト!?


「俺、幽霊とか苦手なんだけどな…。」



店内からガラス張りで見える厨房は特に何もなさそうだが、あの音が気になるので恐る恐る厨房の奥に進む。



厨房は電気がついていない。

高まる恐怖心を抑えながら電気をつける。



____明るくなった厨房内で見えたものは

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る