第5話

__新しい1日目の始まりの朝。


オープンは調理長のご厚意により、二週間後となった。俺はその間にある程度のメニュー決めた内観を決めようと思っていた。

元々の機材や食器などはあるみたいだから、そこは心配ない。



「…店って…ここだよな?」


住所はあっている。一応店っぽい雰囲気はある。


「にしても、この外観は…」


そう、俺が一番驚いているのは店の外観

まるで秘密基地のように木々に覆われて、雑草は生え店自体が見えなくなっている。


「てか、店もツリーハウスカフェなのか…。これ周りの木と同化して気づかれないだろ。」


ツリーハウスカフェ自体はすごくおしゃれな雰囲気がある。だが、周りの物が邪魔をしている。


「よし…。とりあえず外観の掃除から始めるか。俺しかいないんだから俺が頑張らないとだな。」


少し文句も言ったが、自分の店って響きが何より嬉しくて意気揚々と掃除を始めた




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