ピファ (家事手伝い、10代女性)

──簡単に自己紹介をしてください。


ピファ(以下ピ)「はい! ピファです。ピファ・カラタビカ。十四歳です。よろしくおねがいします!」



──はい。お願いします。犬派ですか? それとも猫派ですか? 理由も添えて教えてください。


 ピ「猫です! きれいな猫って憧れません? あと、こないだしゃべる猫とお友達になりました。とっても可愛いんですよ!」



──大切な人はいますか? いたとしたら、なぜその人が大切なのですか?


 ピ「お父さんとお母さんです。あと、友達みんな。かけがえのない人たちだからです」



──金貨10万枚あったら、何をしますか?


 ピ「花火工房つくります! あと、弟たちも学校に行かせたいな」


──ここ最近で一番楽しかったことや面白かったことはありますか?


 ピ「春分祭! 見ていかれました? 今年はヨゾラちゃんとハル──ええっと、しゃべる猫と、しゃべるヘンな生き物が踊りに参加したみたいですよ。あと、ウーが仕掛け花火つくったんです!」



──ウー?


 ピ「ウーは、その、魔法使いの、友達……です。背は高いのに、なんだか気が小さくて、昔は暗いところにばかりいて、気持ち悪い生き物が好きで。あ、でも、いいところもあるんですよ? 頑張り屋さんだし、お茶入れるの上手だし、隠し事しないし、勇気あるし、それから、ええと、ウーの話はこれぐらいでいいですか?」





── 悲しかったことはありますか


 ピ「はい。わたしが小さい頃に、女の子が行方不明になった事件があって、その女の子の遺体が見つかったって聞きました。わたしと同じ年だったそうです。なんで、そんな事が起きるのかな、とか、その子にも、きっと、やりたい事あったんだろうな、とか、わたしがいなくなったら……両親は悲しむだろうな、とか…………ごめんなさい。もういいですか?」



──目の前に傷ついた子供がいるとします。どうしますか?


 ピ「助けてあげたいです」



──見覚えがない異性が声をかけてきました。どうしますか?


 ピ「怖いです。逃げます」



──最後に、このインタビューを読んでいる人にメッセージをどうぞ。


 ピ「エレスク・ルーはこれから春です。山も湖もとってもきれいなので、みなさん是非お立ち寄りください!」



──ありがとうございました


 ピ「ありがとうございました!」

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