群像劇はどうしてもキャラに対する愛着や掘り下げが薄っぺらくなりがちなイメージだったので、ここまで一人一人のキャラを綺麗に書き上げられる方には尊敬の念を抱いてしまいます。
...ラッキーとサタンはかなり冷めきった関係に見えますが、なんだかんだで死ぬ瞬間まで一緒に居続けるんだろうなぁって感じがいいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
途中の話数にもコメント頂いた分も有り難く読ませて頂きました。
キャラを書き上げられていると評価していただき、とても嬉しいです。
ラッキーとサタンは、かなり特殊な距離感ではありますが、付かず離れず、これからもつるむことになりそうですよね。
ネットでタダで読むのが申し訳ないと思うぐらい素晴らしい小説でした。
途中、文学小説のような素敵な表現が登場したり、語彙力の少ない自分には難解な言葉が出てきましたが、普段作者さんはどのようにして文章力・語彙力を鍛えているのでしょうか?作者さんはあまり小説を読まないと聞いたので少し気になりました。
この小説を読み始めた頃は続きが気になってぱ~っと読んでしまいましたが、最後の方になってきて読むのが勿体なくなってきてしまい、噛みしめるようにして読んでいたので読み終えるまでちょっと時間がかかってしまいました。
長編小説やシリーズ物の小説は、面白ければ面白いほど読み終えたあとの満足感より、読み終わってしまったことへの喪失感が大きいと思います。
エドやクレ、エラーにサタン、ラッキーたちと会えなくなるような気持ちになり、とても寂しいです。
語彙力が無いのでうまく表現できないのですが、好きなアニメの推しキャラが死んでしまったときの気分に近い気がします。
今までこのような気持ちになるのは読者だけだと思っていたのですが、作者さんも”こいつらとまださよならしたくない”とおっしゃっていたので、やはり書く側も完結するときは寂しく感じてしまうんだなぁと、ちょっと笑ってしまいました。
この小説は書籍化されていたり、これから書籍化する予定はありますでしょうか?
今まで読んできた小説の中で、書籍を含めても一位二位を争う面白さだったので、もし書籍化されたら是非とも購入させていただきたいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。完走お疲れさまでした。
タダで読むのが申し訳ないだなんて畏れ多いですお言葉です。とても嬉しいです。
語彙力や文章力は、どうやって鍛えるんですよね……私も教えてほしいくらいです(笑)「こういう感じのことを言いたいんだけど言葉が出てこない」という症状に常々悩まされています。学生時代は国語の成績も並でしたし、強いて挙げるとすれば作品を書きたいという熱意でしょうか。青臭い言葉だとは思いますが、それくらいしか本当に心当たりがありません。
気に入った物語ほど読み進めるのが遅くなってしまうというのはよく分かります。私がそれに直面するのは小説ではなく漫画ですが。あと好きなアーティストのアルバムでもなりますね。終わっちゃうの、寂しいですよね。じっくりと読んでくださってありがとうございました。
長編を終わらせるの、当時この作品が初めてだったんですが、喪失感がヤバかったですね(笑)「オレとお前を分ける、この肌が邪魔だ」なんて表現がある漫画でありましたが、創作物とリアルに生きている私達ではもっと決定的な隔たりがあるんですよね、その点で言えば、作者も読者も同じ立場なのかもしれません。
残念ながら書籍化の予定は全くありません(笑)お声さえかけて下されば、光の速さで起立するんですが。ただ、そう仰ってくださる読者の方がいるだけで幸せです。
重ねてになりますが、読んで頂いて、また、コメントを下さって本当にありがとうございました。
編集済
登場人物の湿度の低さがとても好きでした(あくまでも個人的な印象です)。それに加えて、伏線の回収も見事で、混沌とした関係のなかにも清々しさを感じます。吸い込まれるように読ませていただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
この長い話を短い時間で読破して下さって、本当にありがとうございました。
実を言うと私自身、最初から最後まで通しで読んだことは無いので、一気読みしてくださった方にそう言っていただけると嬉しくもあり、少しホッとするような気持ちもあります。
シリアスな作品はコメディよりもコメントが付きにくい傾向にあるので、こうやって感想を頂けるのは本当に有り難いです。
頂いた感想を励みに、これからも頑張りたいと思います。
終盤になってからこの作品を知り、追うためにカクヨム登録して、今初めてコメントしてます。
完走おめでとうございます。
全員どうしようもない部分があるところが最高に愛おしかったです。現実でも「ほんとどうしようもねえな!!」という人間もちょっと愛せるようになりました。
素敵な作品をありがとうございます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
わざわざこの作品の為に登録までして下さっただなんて、とても光栄です。
完璧な悪人ってそうそう居ないんですよね。百合作品にありがちなキラキラほわほわなキャラクターとはかけ離れていますが、そんなところも含めて愛でて頂けて嬉しいです。
こちらこそ、最後まで読んで下さって本当にありがとうございました。
とても面白かったです。最近治安の良い百合ばっか読んでぬくぬくし過ぎてたなぁ…と気づきました。
個人的に薬漬け強制性交は最高級の悪行だと思っているので、エドがクレしたことにはどん引き通り越して恐怖すら感じました。クレの過去を知った上で、気にくわない相手への嫌がらせのためにそこまでやる…?と。短絡的だったり暴力的なものの、サタンやラッキーと比べてまともそうに描かれていただけに。
しかし、エドに初めて芽生えた感情とか諸々面白すぎるので止まれずに読み進めていくと、ここまでの激重前フリがどんどん出汁のように活きてきて、「なるほど、天才だったか…」ってなりました。なんだかんだエドが一番主人公してるなと感じます。
そしてやっぱりサタンさんが個人部門では1番好きです。口調が変わったせいで頭の中で大沢や◯い先生風の絵が動き始め、雰囲気の温度差に困惑するなどしました。
エラーも好きです。哀愁漂ってて。過去編が良すぎたのもでかいです。
クレはひたすら可哀想というか哀れ…ですかね。
あとは、ミカも好きでした。
獄中ではあれだけ派手にやっておいて、外に出たらどのカプも知恵袋にありそうな「夫が淡白で…」的なスケールの問題に落ち着いていて、しかも特に解消しそうも無いところがシブくて良いなと思いました。
それでも皆、離れようとは考えない…もはやムサエドクレエラサタラキっていう1つのカプのように感じます。
あとがきにあった、『歪んだ性癖持って生まれるってこういうこと。かっこよくないし簡単じゃないよ』というの、それはもうガッツリ感じ取れました。
長い上、だいぶパッションで書いてしまったので、コイツ何言ってんだ?な所があったらすみません。
素晴らしい作品をありがとうございました。
作者からの返信
読了後のコメントありがとうございました。
しっかりと読み込んで下さってすごく嬉しいです。
頂いた感想はきっとこれから何度も読み返させていただくと思います。
本当にありがとうございました。