第3話;再会
(ここは何処だ?)
ルシフが目覚めたのは草むらの中だった。
(?身体が小さい?草がこんなに大きく感じるなんて)
<鑑定(初級)>
名前;ルシフ
性別;男?
年齢;不明
種族;一角うさぎ
LV,20max
職業;無
(初級?これ以上見れない?え~!?・・・弱いしmaxって・・・やばい生きてけない!やばいやばい!)
がさっ
何か音がしてビクッとする
『いつまで着いて来るんだ?』
(?聞いたことのある声)
そっと見ると、自分をこの境遇に追いやったハルトが居た
(・・・・あのやろう!)
ハルトの後を追うルシフ
『大事な友人だった、心のよりどころだった、ショックで大泣きしちゃったよ』
(はははっざまぁ見ろ!あの姿は滑稽だったわ!)
そろりそろり近づいていくルシフ
(レベル1であそこから此処までこれたのは褒めてやろう、だがレベル1じゃあ僕にも敵わないさ!殺してやる)
≪突進≫
ルシフは兎の脚力でハルトに向かって角を突き立て飛んで行っただが、
バシッ
ハエ叩きのように叩きつけられ地面に激突したシルフだった
「虫かと思ったら一角うさぎかよ、HP;残 1 でかろうじて生きてるみたいだな」
<ピューピュイ>
スライムが一角兎に近づく
「スライム!ちょっと待て」
「うっ・・・・痛い」
「このうさぎこのレベルで喋れるんだすごいな」
<鑑定>
名前;ルシフ
性別;男?
年齢;不明
種族;一角うさぎ
LV,20max
職業;無
体力;800
魔法力;800
攻撃力;400
知力;100
早さ;50
運;50
称号;転生者、力を剥奪された者
魔法属性;水・土・闇
ユニークスキル;再生の心(一日1回だけ致命傷を受けても死なない、10分間ダメージ無効)
スキル;突進、言語、鑑定(初級)
「ルシフ?何処かで聞いたことあるような・・・
あっ
ああ~
クズ神か~」
「うっ」
ルシフが気が付いた
「よう数時間ぶりだな!」
前足後ろ足を4本まとめて掴んで持ち上げるとハルトが言った
「お前!騙しやがったな!真名を誤魔化しやがって」
「そっくりその言葉お返しするよ、一角うさぎのルシフくん!」
「このやろう!」
<ピューピュイ>
見るとスライムが真っ赤になっていた
「?スライム?どうした?」
「おや?おやおや?もしかして転生者のユキナさんではありませんか?」
ルシフが聞いたことのある名前を言った
「・・・・ユキナ?」
「おっと気が付かつかなかったかい?そうだ友達にあっても鑑定が効かないようにしてたんだった」
「何!・・・再鑑定」
<鑑定(神級)>
名前;木村
性別;女
年齢;50
種族;メルトスライム
LV,60
職業;森の守護者
体力;1500
魔法力;2000
攻撃力;2000
知力;600
早さ;20
運;25
称号;捕食者;転生者
魔法属性;風・土
ユニークスキル;殺された相手に憑依して体を乗っ取る
スキル;麻痺、精神耐性、鑑定(中級)
「なっ!どういう事だ!元クズ神!てめえもしかして」
「はっはっは!そうだよそのスライムは、君(きみ)のお友達だ!50年前に転生させたんだ、面白かったよスライムに捕食されていく時のあの悲痛な顔!」
「スライムに捕食・・・・<殺された相手に憑依して体を乗っ取る>このユニークスキルか」
「スライムで50年生きて来たなんて凄いよね!討伐されそうになって逃げまわる姿は滑稽だったよ」
バリ!
雷が一角うさぎに走る
「ぐえっ・・・なんでレベル1が雷魔法何て使えるのさ・・・痛い痛い痛い力込めるな痛い!」
持っている手に力を込めるハルト
「本当に
ピーンと細くなるスライム
「50年・・・・もしかして
スライムはぷるぷる震える
「はっはっ、ぐえっ」
「何が可笑しい!」
「質問に答えてやろうとしただけだ、そいつもその女と同じ50年前に転移させたよ、あいつのユニークスキルは<死んでもアンデットで復活>だったかな?きっと会えるよ、自我が残ってたらいいけどね~」
「もしかして俺に絶望を味あわせるためか?」
「おっご明察!3人仲良しなんて気持ち悪いじゃん!?3人に絶望を味合わせるためさ!」
「このやろう!」
「皆不幸になるの面白いな~」
「ふっ」
「なんだよ!諦めか?弱いステータスで絶望したか?」
「おまえ、ゼウスにあったんじゃないのか?」
「?ああ、殴られて神の力剥奪しやがった・・・あいつあんな力あったんだ・・・」
「くっ・・おめでたいな、神力奪ったのはおれだよ」
「え?うん?あれ?そう言えばゼウスがなんか言ってた上級世界神がどうとか」
「俺は魂だけの年齢で行けば50億年生きてる」
「・・・・・世界渡の上級世界神?・・・・」
「知ってるじゃないか」
「気に喰わなければ、宇宙ごと消し去る神!しかし気に入れば幸せな世界に変えてくれる、再生と破壊の神?」
「ま、そう言ううことだ・・・さてこの世界はどんな世界かな?」
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