第2話;転移・森の中
気が付くと森の中に居た。
「・・・・テンプレな森・・・はぁ・・・どれ?」
<ステータス>
名前;
性別;男
年齢;18
種族;
LV,1
職業;無職
体力;20
魔法力;20
攻撃力;20
知力;20
早さ;20
運;-20
称号;転移者;騙されし者
魔法属性;闇
付与;なし
スキル;なし
(・・・・弱っ・・・)
「はぁ・・・予想してたけど酷いなこれ・・・運なんか・・マイナスって」
「さて、前世のステータスに書き換えるか・・・」
<封印解除><書き換え>
名前;ハルト(
性別;男
年齢;18
種族;
LV,∞
職業;英雄、神
体力;∞
魔法力;∞
攻撃力;∞
知力;∞
早さ;∞
運;∞
称号;転移者、騙されなかった者、世界神、世界を数う者
魔法属性;全属性
ユニークスキル;世界渡
スキル;封印、封印解除、ステータス書き換え、神力強奪、他
「さて、どんな世界なのやら、世界全体が暗い感じがするな」
<チェンジ>
衣服を黒いローブに皮のブーツ、脇には長剣を帯剣して、森を歩き出したハルトだった。
白い部屋、ルシフはご機嫌だった。
「ルンルン!さて今度の人間はステータス見てどんな風に絶望するんだろうその様をみよう・・・」
ドカーン!
白い壁が半分破壊された。
「うおっなんだ!?」
「てめぇ!人の世界の魂を勝手に召喚しやがって!」
「げっゼウス!・・・」
「今度と言う今度は許さない!返せ!」
「もう遅い、転移は終了している」
「この野郎!」
ハルトの世界の神が殴り込みに来たのだ
ゼウスの拳がルシフの頬を捕らえる、ルシフは白い部屋の端まで飛んで壁に激突した。
「いたぁ・・・?え?痛い?何故?」
神なら痛みなど感じないはずだ
「お前、その手」
ゼウスが言ううので自分の手を見ると向こうが透けて見える
ピッコーン
『ルシフは神の力をはく奪されました。それと同時に<世界リンデハウス>の管理者権利が消失、管理はゼウスに委譲されます』
何処からかアナウンスが鳴る
「なっ・・・なんで」
「はーはっはは!あのお方がすんなりと拉致されるわけがないか!」
「消える僕が消える」
「せっかく、世界の秩序の修正を頭下げて来てもらったのに、お前にさらわれて焦ったが、よかったまた生まれ直してくれるらしいよかった・・・」
「僕の世界・・見れない」
「・・・見たいか?じゃあ転生させてやる・・・自分の世界をいや、自分の世界だった場所を見てくるがいい、ただし、元神の君に輪廻は適応されない、この世界で死んだら無に帰る、そのことを忘れるな」
「え?転生?ちょっとまったあの世界は嫌だ」
「此処に居ても神の力を無くしたお前は消えるだけだぞ」
「え?うそっなぜ!」
「上級世界神に手を出したのはお前だ」
「馬鹿な、アイツが?でも真名を手に入れたのに何故」
「ははは!面白い事をされる」
「?」
「真名など名乗って無いよ、彼の名は((新
「なっ・・・」
「同じ読みだから彼が漢字で言ったのを分らなかったろう!さて、最後の人生を楽しんでおいで」
ルシフが消えた半壊した白い部屋
「ハルト、送ったぞ好きにしろ」
ハルトは森を歩いて居た、ステータスは隠ぺいでかなり下げてあるので、たまに強いモンスターが襲って来る、問題なく廃除してく。
「た・・す・・・け」
少し離れた所から声がした。
「スライムか・・・」
女性がクライムに捕食されていた。
そのまま通り過ぎようとするハルト
「!助けて!」
そう女性が言ったが、ハルトは動かない・・・そのまにどんどんスライムに溶かされている女性
「なんで?助ける必要がある?」
「え?人間じゃないの?」
「人間が全部自分を助けくれるなんて思ってるの?」
「私はエルフよ!」
「意味わからん・・・エルフがどうした?」
「くっ・・・お願い助けて」
「いやだね、食べられたくないからね!」
「!?どうして」
「凄いステータスだな、人食いエルフ!」
<鑑定(上級)>
名前;ルールリア・フレット
性別;女
年齢;120
種族;人食いエルフ
LV,50max
職業;ハンター
体力;1000
魔法力;1200
攻撃力;800
知力;500
早さ;200
運;10
称号;人喰い;獣人喰い;魔族喰い;強盗殺人者;強姦殺人者;詐欺師
魔法属性;闇・土
スキル;魅了
称号犯罪しか無いじゃん,強姦って・・百合かよ!
120歳で、思ったよりレベルが低いな、溶解型スライムには勝てないだろな
<鑑定(上級)>
名前;なし
性別;女?
年齢;不明
種族;メルトスライム
LV,60
職業;無
体力;1500
魔法力;2000
攻撃力;2000
知力;600
早さ;20
運;25
称号;捕食者;????
魔法属性;風・土
スキル;麻痺、????
「こちらも運は無い、けど結構知力は高いか・・・・鑑定不能なものがあるな?」
「ど・う・し・て、魔獣・を倒さ・ないの・・・?」
「魔獣でも敵対しない者を攻撃する必要は無いだろ?むしろ俺のサーチではお前の方が敵認識なんだが!?」
「!・・・」
「スライムの方が知力もレベルも上、敵わないよな~」
しばらくすると声も出せなくなり、エルフの女は完全にスライムに捕食された。
ハルトはその場を離れる、しばらくすると少し開けた所に出た。
「いつまで着いて来るんだ?」
振り返ると先ほどのメルトスライムがハルトの後ろを着いて来ていた。
「知性は高いようだから、俺のレベルが分って襲ってこないんだろうが、隙を狙っているのなら止めとけ、感知以上の力が俺には有る、お前では俺には敵わない」
ぶるぶるとスライムは震える
「何か言いたいのか?・・・音声器官が無いからしゃべれないか、じゃあ、うんといいえで答えろ、うんは細く立ち上がって、いいえは平たくなれ」
スライムは細く立ち上がった。
「着いてくる理由は、俺を襲う気か?」
平たくなるスライム
「俺に興味がある?」
細く立ち上がるスライム
「・・・・知力はかなり高いな、ちょっと待て・・・・」
(ゼウス、この世界の魔獣の情報を流してくれ、他にもこの世界のデータを世界図書館に入れといてくれ)
<世界図書館に新たな情報が入りました>
「なるほど・・・面白い、スライムがここまで出来たら楽しいな」
ゆらゆらと体を揺らすスライム
「此処で野営するか、火は大丈夫か?」
細く立ち上がるスライム
何処からか石が現れ簡易かまどが出来上がる、木の枝や草も現れた、そこに火をつけるハルト
「結構狩ったから食料はたっぷりある、お前は何か食べるか?さっき変なの食べたからお腹一杯か?」
ストレージから大きな獣馬をだす
「食べれたら食べろ」
そう言ううとスライムは、馬に巻きつき捕食して行った。
ハルトは串に肉を通し、かまどで焼いていく
「お前にこんな事言ってもしょうがないけど、数日前に大事な友人を亡くしたんだ」
スライムは捕食を止めてハルトを見た様な気がした、目が無いので見えてるのか分からないが
「大事な友人だった、心のよりどころだった、ショックで大泣きしちゃったよ」
<ピューイ>
スライムから音がした
「ははっ慰めてくれるのか?ありがとう」
焼けた肉を頬張りながら、暗い周りを見ていたハルト
「・・・・」
がさっ
いきなり横からハルトに向かって何かが飛んできた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます