第6話 憧れ?の魔法使い!
「よし、手紙でも読むか!みんな集合!」
光希は仲間に手招きした。
するとみんなは、ピタッと遊ぶのを止めてまるで争うかのように走って来た。
「俺が1番だったよな、ミツキ?」
「いやいや私が1番でしたよね、ご主人様?」
「勿論!この美しい翼を持つこの私が1番ですわ!」
…何みんな争ってんの。
別に誰が1番でも良いじゃん?景品とかあるわけでも無いんだし。
「「「え?」」」
え?もしかして景品あると思ってたの?
「おかしいですね、(この本で初めての異世界でも安心!厳選1万)に載っているようにやればお菓子とか貰えるはずなのに…?」
アリスが何やらつぶやいている。
何だその本。何処でもらったん?
「よくわかりませんが、自分が誕生する時に誰かがある呪文を唱えるとこのほんが出てくると教えてくれたんです。」
その呪文って…
「そういえば教えてくれた方にご主人様へ伝言を頼まれていました!えっと…
ミ・ツ・キ君へ♡この子たちに教えたアイテムボックスの呪文はあとでちゃーんと光希にもわかるから無理に聞かないであげてね!可哀想だからん♡
だそうです。ちゃんと役目は果たしましたから。」
何だこのふざけたメッセージは!
ハートいらんだろ…。
まぁ送り主は名乗らなくてもすぐ分かったけど、って言うかコイツしかいないし。全て紙任せのあのバカ女神。
まぁ後で分かるなら良いか。
とりあえず先に進んでみるか。
よしっ!手紙手紙!
※ここからは第5話からの手紙の続きになります。読んでない人は先に5話を見てね!
♢
じゃあまず光希が選んだ召喚スキルを使ってタブレットとかパソコンとか呼び出してみて!
使い方は召喚スキルを使いたいって頭で強く願うと呪文が頭に浮かび上がってくるよー。
ハイ!では早速呼び出してみよー!
呼び出せたら続きを読んでね。呼び出せなかったら…ドンマイってことで。
♢
ドンマイって事でって。まぁいいや、スキル早く使ってみたかったし。俺ならすぐ出来るだろう。(何処から来たんだその自信。)
召喚スキル使いたい召喚スキル使いたい…むんむん。
うお!来た!
☆解き放て 我に仕える大精霊達よ 時空の狭間のクリンシュハイ!☆
いかにも厨二っぽい呪文だな…。
これを唱えるってちょっと恥ずい。
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