第3話 たまごから生まれる異世界最強
よっしゃー!異世界転移だ!
その瞬間、辺りは普通の人間が直接見たら瞬殺なほどの光で包まれた…。
《転移中です。しばらくお待ちください》
*・゜゜・*:.。..。.:*・'*:.。. .。.:*・゜゜・*
「もしもーし?聞こえますか?」
んー!よく寝たー!
耳の横を吹き抜ける風が心地よい。
周りの花々は太陽に照らされて美しく咲いている。
奥には大きな湖が、その奥に大きな山が…
あれ?見える限り家が1つもない。俺以外に人もいないな。
『あなた方には異・世・界・開・拓・をしてもらいます。ご覧の通り、この世界には人が居ないのです、だからあなたが呼ばれました。』
ダメ女神居ないのに声が聞こえる。
ひょっとしてテレパシー?
あと、ちょっとですね…?
話が見えて来ないんですけど?
「他の世界からホームレスとかスラム街の人とかの気に入った人を連れて来たりしてどんどん発展させてください!
スラム街の人は戸籍とかないんで、バレなきゃ大丈夫だと思います!多分。
えっと、詳しい事は紙をみて下さいね。
説明は終わったんで…サラバ!」
全部紙まかせじゃんか!
サラバって…。え?手伝ってくれないの?
って言うか、異世界開拓とか聞いてないんですけど!俺、普通に異世界冒険で勇者とかになるつもりだったんだけど!
それに連れてくるって気づくとか、気づかないの前に連れて来た時点で犯罪者ですよ!
そこは女神の立場から見過ごして大丈夫なの?
すると心の中に声が聞こえて来た。
〈まぁそこは私が何とか大事にならないように配慮しておきます。いつまでも見守っておきますよ。
それと、ばぁーか!ばぁーか!最初に言っておいたじゃ無いですか!
作っちゃえばいいんじゃ無いですか?
って、そこで疑問に思って気づかなかったあなたが悪いんですよ!
それじゃこの世界をヨロシクです!
私・の・代・わ・り・に。〉
そんな言葉で気づくわけないだろ。
お前の仕事俺に丸投げどんか!
いくら女神の仕事大変だと言っても異世界を普通の人間に託して良いのかよ…。
「おーい!」
もう何も聞こえない。
あー、どうしよう!
異世界で人間1人、あるのはチートスキルのみ。
後は…紙!
紙?そうだ!女神に異世界に着いたら読めって言われてたっけ。
ナニナニ?
光希へ[異世界について]
ヤッホー!今頃超ムカついてるころだろうね!
さて、異世界について説明するよー。
ココは何も無い世界。
あるのは花畑とか湖、森。
何も無い世界つまんないよね?
だから…あなたが設定するのです!
こ・の・世・界・を・!・
多分まだ仲間作ってないよね。
作ってなかったら最初に渡したと思う箱開けて。この先を読むのはその後!
そう言えばそんなの貰ったな。
中を開けてみると、青と赤と黄色のたまごが1つずつと説明書が入っていた。
〜たまごについて〜
このたまごは普通のたまごではありません、
仲間作りのたまごです。
青は男性を作れます。
赤は女性を作れます。
そして黄色は動物を作れます。
作り方は簡単です。
まず、作りたいたまごを手に取ります。
そして、「我は世界の
と、唱えるだけです。
後はそのたまごの容姿や能力など設定すれば完成です。
*なお、性格や声のトーンは最後に引いたカードによって違うのでご注意下さい。
作り直しも出来ません。
☆
ふへー!このたまごすげーな!
女性って可愛い女の子を作れちゃったりして?
ちょっと待って、最後になんか気になる事が書かれているんですけど…
カードって何?どうゆう事?
ちゃんと言わないといけないことが説明できてないよ。
まぁ、作ってみたらわかるか。
えっとまず、たまごを手にとって…
「我は世界の主」
こ、これで良いのかな?
するとたまごのステータス画面が出て来た。
ウォー!!なんか異世界っぽい!
この後、光希はとてつもない時間をかけてたまごを完成させていったお話は次回で!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます