第12話 幼馴染が残した紙

「え…?嘘、ですよね?」

「残念だけど…、私が買い物から帰ってきたら

もう…」


「何か、なかったんですか?」

「机の上に、こんな紙が置いてあったわ…」


そう言って、ルイのお母さんが紙を持ってきた。

「私、実はね…怖くて読めないのよ…」

「…、だから私に読めと…?」

「えぇ、お願い…できるかしら」

「はい、ですが…これだけは言っておきます」


「絶対に、


「分かったわ…」

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