第8話 たとえ仲間でも
「いっ…」
アヤミの声だ。
見ると、制服の左袖が大きく破れて、血が大量に出ていた。
「アヤミ…!」
「トキヤ、とか言ったね…、
その女に近づかない方がいいよ?
そういう女って…たとえ仲間でも何するか分かんないからね」
「じゃあね、裏切り者とその仲間達」
そう言うとルイは去っていった。
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