第4話 ようこそ、トモダチオニゴッコへ。

「見て、人だ!私達以外にも、人がいたんだ!」

私に心底嬉しそうに言う。

「良かったです!話を聞きに行きましょう!」


「えっと…、色々と聞きたい事があるので、自己紹介からしましょう」

彼は、杉元 拓翔と言うらしい。


「私は、相楽 アヤミ(サガラ アヤミ)って言うのです!」

「私は、高瀬 ナオ(タカセ ナオ)って言うんだ!よろしくね」


私達は彼らに向かって言う。


「俺は、坂井 トキヤ!」

「僕は、杉元 拓翔…」


「アヤミとナオは、何の武器を持っているんだ?

ちなみに、俺は剣だ!拓翔は弓持ってるぞ」


「私は、バレーボールか…」

「私は…?あ、マイクですね!」


「剣と弓、バレーボールとマイクって…!」


私達4人は、トキヤが言ったそれが可笑しく、笑った。


その時、私達のスマホにメッセージ通知が。

そこに、こう記されていた。



「ようこそ、【トモダチオニゴッコ】の世界へ」

と。

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