十九言目



私の羨ましい女の子


欲しいものを欲しいと言える子

泣きたいときに泣ける子

自分のことをちゃんと好きな子

笑顔が可愛い素直な子

愛されている自覚が持てる子

愛されることを躊躇しない子

愛することを無駄だと思わない子

好きな相手に好きと伝えられる子

すぐに心を開ける子




年々、昔できたことができなくなる。

年々、笑顔が引きつっていく。


自分のことが好きだと思えなくなったのは

一体いつからだっただろうか。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る