第54話 『交響曲第2番』 チャイコフスキー

 これは、『うつうつ』か、『うきうき』か?


 迷いました。


 迷ったときは、迷わず『そとうつ』


 なんだか、久しぶりだし。


 第1楽章冒頭から、第1番の続きみたいなホルンが叫ぶ。


 むー、ロシアですなあ。


 どうやら、ウクライナ風、ロシア民謡だと?


 びん、とはこないけど、よい感触です。


 晩秋には、たいへんに、相応しい。


 第2楽章は、行進曲ですが、明るいといいますか、少し不気味でもあります。


 以下、各楽章に、ウクライナ民謡からのアイデアが入っているらしいです。


 そこで、『ウクライナ』とか『小ロシア』という、お名前で呼ばれたようですが、最近は、情勢がちょっと不安で、あまり使われないかも?

 

 第3楽章では、なにか、あやしのものが、舞い踊るのだ!


 第4楽章は、あり? うーん、これは、どうも、むかし、どこかで聞いた感じがするなあ。かもめの水兵さん。


 あら、この曲、一回出たかしら?


 しかし、この、二つ目の旋律は、いいなあ。


 最後は、ムソルグスキー先生も気に入りそうな、壮大な盛り上がりがすごい⤴️⤴️    


 1872年に完成し、79年に、改訂。


 この曲などは、ロシア国民楽派の音楽と対立するような曲ではなく、共同政権下の音楽みたい。


 なにかと、対称的とばかり考えると、ちょっと違う気がいたします。


 第4楽章などは、お祭り好きのかたには、たいへん、受けそうな気がいたしますよ。


 そこの、ほら、『なんとかすきの、みるくわり人形』とかおっしゃてる、あなた! いっぺん聴いてみませんか?



・・・・・・・・そと 🏁 🏳️ うつ・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 


 


 


 

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 『外うつうきうる音楽詩編集』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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