第47話 『交響曲第2番』 ウォルトン

 ウォルトン先生(1902~1983)の交響曲は、『第1番』の方が、多分

有名。


 こちらは、晩年前のウォルトン先生が、精魂込めて書いた三楽章形式の『交響曲』であります。


 いくらか、《現代音楽》という雰囲気も漂わせてはいるものの、基本的な音楽の構造は割と保守的で、ということは、大体聞きやすいということにもなります。


 特に『第2楽章』は、けっこう、いかにもイギリス風にじゅわじゅわな雰囲気が漂う、良い音楽なのです。


 1960年9月2日の初演。


 やましんが、以前、どこからか、漏れ聞いたところでは、この年代頃からしばらくは、《現代音楽》《前衛音楽》が一番元気だった時代で、もし、プロの作曲家さんあたりが、うっかりロマン的、あるいは古典的な調性音楽なんか書いたら、それだけで、ごうごうの非難を受けることに(もちろん、分野や、目的にも、よりますでしょうけれども・・・)なり、コンクールなどでも、頭から排除されたらしきような、お噂が(単なる《うわさ》かもしれませんので・・・違っていたらごめんなさい。)あったような覚えがございます。


 この作品も、どうやらそういう訳で、当初、相当批判されたようであります。


 しかし、現在では、『さすがウォルトン先生、非常によく出来た作品』、として、高く評価されるようになっているようです。

 

 ここは、『そとうつ』でありまして、専門的な音楽評論が目的ではなく、単にやましんが、面白かったとか、気に入ったとか、癒されたとか、そういうレベルのお話ですので、そこらあたり、よろしくお願いいたします。


 しかし、この世の中、昨今の災害を見ても、いつどこで何が起こるか、いつまた起こっても、どこにいても、まったく不思議じゃない状況です。


 それでも、ウォルトン先生のように、たとえ批判されることがあっても、確かな才能と技術があり、しっかりした確信を持って生きている場合は、なにかと、生きぬくのには、有利な気がいたします。


 なかなか天才でないと難しいことは別としても、いざという時の為に、早くから時間をかけて、秘かにいろいろと準備しておくことも、今の時代は、きっと重要なのでしょう。

 

 やましんなど、自動車の運転以外は、役に立つ確かな技術も頭もないので、たとえば、縄をしばったり結びつけるようなことさえ、できませんし、泳ぐことも出来ないし、実際、これで危機を生き抜くには、大変不利な状況です。(じゃあ、練習しろよな!)


 まあ、自分の場合は、覚悟の上での(ほんと?見切り発車だったんじゃないの?)、社会からの離脱ではあったので、どうなっても仕方ないのですが、未来のあるみなさんは、どうか、良~く考えて、可能なうちに、将来の危機にもしっかりと備えてくださいませ。


 やましんができるのは、ただ、平和を祈るばかりです。


 年寄りの愚痴ではございますが。


 あ、結局、ウォルトン先生とは、あまり関係ない、つまらないお話でした。



  ******** そと ⚡☔☂⚡ うつ **********



 


 


 

 


  



 


  


 


 


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