第30話 『スペインの庭の夜』 ファリャ

 スペイン方面の音楽がお好きな方には、外せない名作。


 しかし、やましんは、なぜか途中で寝てしまうことが多い音楽。


 なぜそうなのか?・・・  なんですけれど・・・


 気持ち良いから。


 きっと、そうです。


 この、なんともほんわか、ふっくりとした、あたたかい、ここちよい雰囲気がたまりません。


 完成は1915年とのこと。


 事実上の『ピアノ協奏曲』とも言われますが、聴いた感じだけから言えば、もうすこし地味な感じがします。


 この独特な雰囲気がいいんですね。


 でも、『むせかえるような』とか『けだるさを持った』とかの表現で、その南国的な魅力が語られることもよくありますが、やましんは、もっと、ストイックに感じます。


 ある意味、ずっと孤独な雰囲気をもった音楽なんだろうな、と、勝手に思っております。はい。

 




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