後書き

 駆け足でMI作戦を書いてみました。如何でしたでしょうか?

 何? もっと、細かく書け? 仰る通り。ですが、それは少し荷が重い。

 細かく知りたい方は、世に幾らでも書籍はあります。まぁ通常の感覚で読むと、本を投げ捨てたくなるので、ストレスフリーの時に読むことをお勧めはしますが。


 さて、全部読んだ方は突っ込みたくてうずうずしてるでしょうが、突っ込まないでください(苦笑)

 前提条件はこんな感じとなります。


・真珠湾にて、第二次攻撃隊を実施。米海軍補助艦艇を中心に損害拡大。工廠? 攻撃する思想がそもそもないかと思います。女神様が微笑んでいれば、戦艦をもう一隻沈めているでしょう。

・『サラトガ』が開戦間もない頃に、潜水艦に引っかかり沈んでいる。

・史実では大幅に遅れた、九九式艦爆、九七式艦攻の後継機(あくまでも『彗星』『天山』が出て来るまでの繋ぎとして。が、結局、主力化)が存在し、量産に入っている。

・零戦も三二型の量産順調。なお、S17年4月から『金星』装備へ換装開始。 S18中に配備開始される。

・第五航空戦隊司令が架空→航空戦の熟達者。本人も元パイロット。

・インド洋沖海戦において、英艦隊捕捉。空母二戦一を沈めている。

・珊瑚海海戦に、五航戦及び三航戦(『竜驤』『瑞鳳』『祥鳳』にて編成)が参陣。「ヨークタウン」「レキシントン」を沈め、かつポートモレスビーを落としている。

・その結果、三航戦、航空隊消耗。次期MI作戦参加不能。『翔鶴』は史実通り、被弾。

・稼働空母が減り、主力部隊の直掩を担う空母が『隼鷹』と『鳳翔』へ。結果としてAL作戦中止=五航戦司令からの激烈な反対意見。 

・『瑞鶴』航空隊を再編し、MI作戦へ参加。

・MI作戦終了後、GF司令部及び第一航空艦隊司令部及び、その他諸々を相手にしての、五航戦司令部の闘争が開始される→徹底的に。


 といったところです。

 史実準拠だと、これ位は最低限弄らないとどうにもなりません。いや、本当に。今回の新型機も、十分トンデモの部類に入るでしょう。

 史実において、あそこまで戦えているのは……奇跡的であると同時に、将兵に対して、限界を超える限界を強いての結果だと思っています。


 こんなところでしょうか。読んでくださり、ありがとうございました。

 なお……多分、続きません(苦笑)

 どうしても! という方がいましたら、Badルートの一話目『鶴は屈せず』は書くかもしれません。S17年段階で航空劣勢下の日本海軍って……(汗)

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