Half-up Drop-D#

半の分だけ捻られた鋼は、とこよりもつよく木をたわます。


肆鉄してつ断金たんぎんへと落つ。緩んだ線は芯をぶらし、裏で跳ねる黄爪きづめは捕らえどころを失う。それでも、算術mathは止まず、瞼の裏側で叩波pulseを追う。どうか置いていかれぬようにと、祈りを込めた声は。

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