応援コメント

新文芸≒ラノベじゃないから恥ずかしくないもん⁉ なのか?」への応援コメント

  • ラノベじゃないから恥ずかしくないもん!

    思わず膝を打ちました。世楽さまが仰っていた通り読んだことない層やかつて読んでいた層へ向けた物なんでしょうね。だって学生よりも社会人の方がお金もって(以下略


    いわゆる新文芸というジャンルの棚はラノベ棚の本よりお値段高いですし!!




    金に汚い!!

    まあ、商売人としては正しいのかもしれませんが。

    作者からの返信

    がめつく稼いだ金で業界やジャンルを潤してくれたらいいんでしょうけどねぇ……。
    (本にしては)大枚をはたいてくれる相手に売り、あわよくばメディアミックスして広く売ってくという流れを想定してるのでしょうね。

    しかし、高いよなぁ~。
    本は値段気にせず買う派ですが「ん? んんぅ⁉」てなるラノベのような本がチラホラある気が……。

    そしてそんなのがあるから、ラノベと変わらないじゃんとか言われるのかも?


  • 編集済

     逆から言えば大人が文学作品を読まなくなってるってことだよねえ。
     キャラクター文芸大賞受賞作品を試し読みした時、私は衝撃を受けたの。これってライトノベルじゃんって、主人公が大人なだけで。私が十代の頃読んでたライトノベル(若者向けなもの)があんなだった。これがまがりなりにも一般書(角川文庫)として売られるものなんだって驚いた。
     昔にも一般書でラノベテイストな作品はあったけど(橋本治の「桃尻娘」とか)異色だから話題になった。それが今の書店の状態は明らかに一般文芸がラノベに侵されちゃってるよね。表紙がイラストなだけで、挿絵はないからラノベじゃないって、そういう問題じゃないよカドカワさん……。

     私もラノベは嫌いじゃないのよ。好きなのよ。でもね、やっぱりおたく文化っていうのは、もっと日陰にいるべきだったとも思うの。アンダーグラウンドであだ花でいればよかったの。生粋のおたく文化は資本主義に食い荒らされてしまったって思うのよ。

     新文芸に関していえば、ファストファッションのように読者の嗜好をより早く市場に取り込むのが狙いじゃないかなあ。お金を落とせるのが二十代後半から三十代四十代だからターゲットになってるのだと思う。
     読者の嗜好が文芸寄りになればラノベ逸脱だってあり得ると思うけど。ていうか、業界側が流行りを生み出さなくてどうするのって感じだけど。
     文学作品が好きなひとだっていっぱいいるよね。そういうひとたちの声が大きくなってもいいと思うなあ(超希望)

    作者からの返信

    そうですね、まずは純粋に読まなくなってきているのでしょう。娯楽の選択肢は増えましたし、知るべきは内面の深度よりも情報の鮮度だという時代ですし。つまりは需要が減り商売でやるのが難しい。

    何が切ないって、ラノベに毒された一般文芸って大抵ツマンナイとこだなと私は思います。
    完全にノッてる訳でもないし、張り合うわけでもなく……合体事故? みたいな感じが多い気が。

    おたく文化をメインに持ってこないで~、は分かります!
    しかしながら、注目されて火が付いた以上は現状はある種の必然だとも思うのです。

    新文芸がファストファッション的だというのはなるほど!

    文化流行のムーブメントは、先端(おたく)と大衆(パンピー)の関係性だと私は思っています。おたくのなかで流行ったもので実際面白いものを若干マイルドに大衆に提供することが商売だと思います。
    で、現状は先端のなかでも萌えに代表されるものがフィーチャーされている時期なのだろうと。
    萌えがごく普通のところに降りてきたとき、文芸的なモノが新たな先端となっていればいつか大衆が欲しムーブメントが来るかもしれません。
    でも、当分その時は来ないでしょう。大衆はもっとビジュアル的なモノ、刺激的でわかりやすく傍にいてくれると想えるものを欲し続けることでしょう。それらで満たせない深さやある種の現実の取り留めのなさを掬い上げた作品。そういった文芸が求められる時は……来るのだろうか?

    未来の文芸の仮想ライバルはVRセックスですね(!?)
    仮想の世界で自分の皮を脱いで理想の相手とイチャコラぬちゅぬちゅする娯楽(あるいはサービス)で満たせないスキマや見出せない問いへの応え。

    ただ気持ちいいだけでは越えられない壁や見えないモノを提示できるか。何処まで行っても自分は自分でしかないという呪いとも祝いともつかない事実を踏まえどう生きるか。
    そこら辺をくすぐれたら……素晴らしいし、多くの人が読んだり書いたりできたらいいと思うんですけどねぇ。
    流行れ。難しいけど。その価値あるって……!(願い)

  • なるほど! これは説得力のある推論です!!

    実はね、一時ラノベを離れていた時期に読んでいた小説ジャンルがありまして。
    それ、中味は非常にラノベ的な作品が多かったのですよ。
    そのジャンルとは「文庫書き下ろし時代劇」です。
    時代劇のフォーマットにのっとってはいるのですが、中味は「主人公最強勧善懲悪予定調和」ですから。まあ、主人公最強勧善懲悪予定調和ということでは、そもそも時代劇の「水戸黄門」という巨大な先例があるんですけど。
    前に「なろう」や「カクヨム」で時代劇メインに書いてる方に「文庫書き下ろし時代劇は大人のラノベ」って言ったら、賛同されました。

    新文芸も、そういった「在来文芸ジャンルの皮をかぶったラノベ」ってものを目指してるのかなとか思ったり。

    作者からの返信

    大衆向けの娯楽にしようとすると、ベタやフォーマット、お約束があった方が読む側が安心できると思いますね、やっぱり。

    そして、そういう構造ってやっぱり優れているんですよね。完成した数式に破綻しない数字を代入すれば、必ず解は出る……みたいな?

    つまり……新文芸はハイザックだった……?
    ジオン系なのか? 連邦系なのか?
    しかし、ハタから見ればザクには違いない。
    新文芸は何者だ? そして、ハイザックとは……? 

  • 私はラノベは恥ずかしいと思っています。大の大人が胸を張って読むものではないと思います。でもそんな『ラノベという存在』が大好きです。

    恥ずかしくて、マイナーで、軽視されて、白眼視されて、日陰者で、決してメインストリームにはなりえない、ずっとそんな存在でいてほしかったです。

    でも、本屋に行くと、ラノベ的な何かが文芸の歴史に刻まれつつあるのをひしひしと感じます。

    ちえっ。つまんなーい。

    作者からの返信

    ハイファンタジーやジュブナイルが廃れつつあった時代の最後の桃源郷がライトノベルであった(個人の偏見です)
    そんなあの場所が私は大好きでした。

    新しい面白味がある以上、世間に認知されたらこうなるのはある種必然かなと思います。良い悪いは別として。

    あー、確かにそうさ……ラノベなんてハズいモンさ。
    特大の妄想にトキメキをブチ込んでガン決まりになって物語をブン回す……子供の遊びを作り込んだものと変わりない代物だ。
    だけど、だからこそ……!
    そんな恥ずかしいものを自分で選び取って胸張ってやるような、恥ずかしい大人に俺はなりたかったんだ。
    世間様のお赦しなんて必要なかった!
    なんで、変わっちまったんだ。
    お前、そんなんじゃなかっただろ? ラノベ。
    (ラノベ風の自分語り)